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この記事ではFAINAL FANTASYⅦ REMAKE及び関連作品のネタバレを含みます。FFⅦ作品全てにおいて未プレイの方はご注意願います。
こんにちは、Rukaです。
皆さんは『エアリス・ゲインズブール』というキャラクターをご存知ですか?
相当有名なキャラクターなので知ってる方の方が多そうですしざっくり説明しますと、彼女はFINAL FANTASYⅦに登場するヒロインで物語内の重要人物ですね。彼女なしでFF7は語れないほど物語の中で重要な立ち位置にいるキャラクターなのです。
しかし有名なキャラクターであっても、
どんな子なのかは知らない
という方もかなり多いのではないでしょうか。
そこでこの記事ではエアリス大好き人間の私Rukaが、彼女の魅力について徹底的に熱く語って行きたいと思います!
エアリス・ゲインズブールとは
エアリスは他のナンバリングを含むFFシリーズの中でも屈指の人気キャラです。2020年2月29日、NHK「BSプレミアム」にて全ファイナルファンタジー大投票が放送されたのですが、そのランキング結果がこちら。
1位 クラウド(FF7)
2位 ユウナ(FF10)
3位 エアリス(FF7)
4位 ビビ(FF9)
5位 ジタン(FF9)
6位 エメトセルク(FF14)
7位 ティーダ(FF10)
8位 ライトニング(FF13)
9位 ティファ(FF7)
10位 ザックス(FF7)
数多くの歴代キャラの中で、なんとエアリスは堂々の3位に輝きました。発売から2020年で23年経つFF7ですが、7のキャラがTOP10以内に4人も入っていることから7人気の高さ、そして超有名主人公クラウドに次ぐ3位という高順位からみてもエアリスの人気ぶりがうかがえます。
ではこの超人気キャラエアリスがどんなキャラクターなのか一つずつ見ていきましょう!
まずはエアリスのプロフィール
名前⇒エアリス・ゲインズブール(Aerith GAINsborough)
年齢⇒22歳
身長⇒163㎝
血液型⇒O型
誕生日⇒2月7日
出身地⇒アイシクルロッジ
武器⇒ロッド
一人称⇒「わたし」
大人の余裕と子どもの無邪気さが同居した、不思議な魅力を持つ女性。星と話して星を育てる力を持つ特殊な種族「古代種」の末裔で、そのため、幼いころから他者の思惑に振り回されてきた。クラウドと運命的な出会いをきっかけに、古代種としての己の宿命を知ろうと旅に出るが、その宿命ゆえに、悲劇的な最期を迎えることになる。
引用元⇒FINAL FANTASYⅦ ULTIMANIA OMEGA P30より引用
エアリスは普段ミッドガルで育ての親であるエルミナと暮らしており、この地ではほとんど育たないとされる草花を自宅や荒廃した教会で育て、それを売る仕事をしています。
星と対話し星の力を操ることのできる『古代種(セトラ)』の最後の末裔で、ゲーム本編の段階では現在唯一の生き残り。古代種は星のエネルギーが豊富な地『約束の地』を見つける能力が備わっていると言われており、その特殊能力がゆえにその力を利用しようとする巨大企業『神羅カンパニー』に幼少期から監視される生活を送っていました。
そんな生活の中で花売りの仕事の途中、なんでも屋の仕事でミッドガル八番街を訪れていた主人公クラウドと出会い、エアリスの運命は動き出します。
【エアリスの魅力1】明るく元気、天真爛漫な性格
見た目は茶色い長い巻き髪にリボン。赤いレザージャケットを羽織ってピンクのワンピースという清楚で華やかな雰囲気の女の子です。『海外(西洋)風の女の子』をイメージしてキャラデザインされているんですね。
とっても可愛くないですか?圧倒的ヒロイン力!
一見女の子らしく大人しそうな女性に見える彼女ですが、その性格は明るく元気な行動派で、恋愛面でも積極的。
クラウドに好意を持ち、「もっと一緒にいたい」と言ってみたり、飛空艇に一緒に乗る約束をしたり、ゴールドソーサーではクラウドと二人で行動したがったりなどなど、快活そうな見た目に反して内気なティファとは対照的に描かれています。
そしてスラム育ちゆえか危険なところにも恐れず平気で進んでいき、下心アリで近づいてくる男たちには花を高値で吹っかけるなど、強くたくましく生きているご様子。
そんなエアリスのまっすぐで明るい性格にコミュ障がちなクラウドも短期間で打ち解け心を開き、2人の距離は縮まります。
【エアリスの魅力2】過酷な運命を背負うヒロイン
ミッドガルのスラムで明るくたくましく育ったエアリスですが、その生い立ちは過酷なもの。元神羅の科学者だった父親はエアリスが生後20日の時神羅によって殺害され、純血古代種であった母親イファルナと共に神羅の研究所へ強制連行されてしまいます。
その後エアリスが7歳の頃に2人は研究所を脱出。ミッドガルへと逃亡するもののイファルナは駅で力尽き、その場に偶然居合わせたエルミナ・ゲインズブールにエアリスを託し絶命。わずか7歳にして両親を失います。
それ以降もやはり神羅に居場所を突き止められ、大事な最後の古代種であることからも強引な行動に及ばれることはなかったものの、日々監視される生活が続きました。
そんな生活の中でエアリスが教会にて草花の世話をしていたところ、その屋根を突き破って落下してきたクラウドと再会。以降は神羅と敵対しセフィロスを追うクラウドとその仲間たちと行動を共にします。
運命的な出会いを果たしたクラウドとエアリスは旅を経てただの仲間とも違う特別な絆を築く関係になりますが、この旅の途中でエアリスに悲劇が訪れることに。
物語の中盤、セフィロスの究極破壊魔法『メテオ』からこの星を守る為パーティを離れ、古代種である自分だけが唯一発動できるとされる対抗魔法『ホーリー』を唱える為にたった一人忘らるる都に向かい、水の祭壇で祈りを捧げました。
しかし、クラウド達が辿り着いたその直後、彼の目の前でジェノバが化けたセフィロスの刀で胸を貫かれ、その短い生涯に幕を閉じます。
【エアリスの魅力3】クラウドや仲間を想っての行動
エアリスはかつてザックスというソルジャーの青年に恋をし仲良くなりましたが、ザックスはソルジャーの任務の途中で死亡し音信不通となり、その後エアリスと再会することはありませんでした。
最初エアリスがクラウドに興味を持ったのも、クラウドがどこか初恋の相手ザックスに似た雰囲気を持っていたからです。
クラウドがザックスに似ていた理由―――それは、神羅の人体実験の被験者となったクラウドが埋め込まれたジェノバ細胞の影響によって、ザックスの経験や肩書をあたかも自分のものであったかのように記憶を書き替えてしまい、疑似人格を作り上げてしまっていたからなんですね。(クラウドの真実は長くなるので別記事にて詳しくのせています。)
初めは似ていたから気になった、でもザックスとは違うクラウド自身に惹かれていったエアリスは、その違和感にいち早く気付き『本当のクラウド』に会いたがっていました。
前述の通り明るく元気でクラウドをグイグイ引っ張っていくような性格のエアリスは、一見クラウドを振り回しているようにも見えがち。
しかしその行動はクラウドを思ってのものが多く、忘らるる都に一人で行ってしまったのも自分自身を見失いかけているクラウドを大切に思っていたがための行動だったのです。
この頃のクラウドは埋め込まれているジェノバ細胞の影響によりセフィロスに操られ、メテオ発動に必要な『黒マテリア』をセフィロスに渡してしまったり、エアリスのことを傷つけようとしてしまったり。自分の意志とは全く別の行動を取ってしまうことが増えていました。
それに加えて以前より曖昧な過去の自分の記憶。自分は一体何者なんだろうか、自分は一体何をしているんだろうか――――自分で自分が分からなくなり、恐怖と不安に駆られるクラウドにエアリスが語りかけたことは。
「セフィロスのこと、わたしにまかせて。そして、クラウドは自分のこと考えて。自分が壊れてしまわないように、ね?」
「じゃ、わたし行くね。全部終わったらまた、ね?」
エアリスは夢の中でクラウドにこう語りかけ、そして結果命を落としてしまいました。
エアリスはきっと死ぬつもりなんてなくて、ホーリーの発動が終わったらクラウド達の元に戻ってこようと考えていたのでしょう。
それを知ったうえでこのセリフを聞くととても切なくて泣けてきます。
【エアリスの魅力4】「好きにならないで」の意味とは
エアリスがクラウドに惹かれているのは作中でも明らかですが、FF7には明確な恋愛描写はありません。しかし、リメイクでは原作よりも少し恋愛フラグを立てようとしているのかなあと思う点がいくつかあり、その一つがエアリスがクラウドに対して言うセリフ「好きにならないで」なんですね。
リメイクだと、クラウドは序盤ティファに優しくエアリスに塩対応気味です。同郷で顔見知りのティファに比べたら初対面のエアリスに警戒するのはまあ仕方のないこと。
しかし、これまで書いてきた通りエアリスの陽な性格とクラウドの陰な性格がうまく噛み合い、リメイクでは原作以上に2人の心の距離が縮まっていく様を丁寧に描いてくれています。
その流れに関しては別記事で詳しく書いているので合わせてどうぞ。
グイグイ積極的にくるエアリスと、ため息つきつつも実はまんざらでもなさそうなクラウド。
序盤あんなにティファティファ言ってたしエアリスのこと変わった女とか言ってたわりに途中からエアリスにめちゃくちゃ惹かれてないか?ってクラウドを見てると思いました。好きだろ、絶対。
これはリメイクで新たに追加されたイベントなんですがエアリスが神羅ビルに捕らわれ、助けに行こうと決意するクラウドの前にエアリスは夢という形で現れます。
クラウドに会えて嬉しかった。クラウドにしてもらえたこと、かけてもらえた言葉、全部嬉しかった―――と、まるでリメイクのエアリスは自分の運命を知っていて、クラウドに最後のお別れを言いに来たようなセリフを言うんですね。そして、極めつけに
「でもね、好きにならないで。もしそうなっても気のせいだよ。」
って言われてしまうクラウド……。
エーーーー!!エアリスってばあんなに好きっぽい態度で接してたくせになんでそんなこと言うのーー!?もう遅いわ!!(好きになっちまってるわ!!)って感じです。(クラウドがっていうよりこれはプレイヤーが、ですが)
このセリフの意味については別記事で考察しました。
このシーンはファンの間でもかなり考察されています。前述の通りエアリスは原作だと物語中盤で命を落としますが、リメイクではその点をどうするのかははっきり分かっていません。
しかし、作中では「エアリスってもしかして何か知って(未来視して)る?」と思わせるようなシーンがたくさんあり、この「好きにならないで」のシーンもそれの一つだと言われています。
リメイクのエアリスは何らかの形で未来が見えていて、自分が死ぬことも知っている。
そのことでクラウドは深く悲しみ、目の前にいたのに助けられなかったことを「見殺しにした」と後悔し続けます。クラウドがエアリスに恋愛感情を抱いているかどうかは不明ですが原作でエアリスと仲良くなっていると何かしら特別な感情を抱いていることは分かるので、
自分が死ぬ未来が見えているからこそ「好きにならないで」とあえてクラウドを遠ざけるようなことを言った
と推察されるんですね。
お互い特別な感情はあるものの自分の死を予見してしまった以上は好きにならないでほしい。それは、大切な人であるクラウドを長く苦しませてしまうから―――という、エアリスの優しさなのではないでしょうか。
【最後に】エアリスの未来はどうなるのか
ということでこの記事ではエアリスの魅力について長く語ってきましたがいかがでしたでしょうか。
エアリスは古代種の最後の末裔として過酷な運命を背負っているにも関わらず、前向きで明るく精神的にも自立したキャラとして描かれています。
エアリスの人気は見た目の可愛らしさや華やかさだけで得ているのではないでしょう。
FFキャラは美形ぞろいですから、可愛いキャラクターはたくさんいます。それでも長年ファンから愛され続けているのは、エアリスの内面から溢れる魅力に強く惹かれる人が多いからではないでしょうか。
リメイクではエアリスの運命がどうなるのか注目されています。原作通り死亡してしまうのか、未来視の結果もあって死を回避するのか、それとも死亡はするけどifルートを用意するのか…。
原作の物語はエアリスの死を含めて完結しているので、人気があるから復活させよう!と簡単にストーリーを変更できるものではないですよね。私も発売前は「原作に忠実にやってくれるならそれでいい」派でしたが、
リメイクをプレイしたらそんな意見は吹っ飛びました!!
リメイクのエアリス、可愛過ぎるんです!可愛いが過ぎるんですよ!あんなに可愛くて明るくてクラウドと一緒に行動して楽しそうにしているエアリスを動かしていたら、エアリスとまたお別れしなきゃならないなんて考えられなくなります!
原作でもエアリスがいなくなった後は心にぽっかり穴が空いてしまったのに、あんなリアルなグラフィックで本当に生きているみたいなエアリスがいなくなってしまう衝撃を考えると地獄過ぎます…!
まだはっきり結論は出ていませんし、生存を匂わせるようなフラグもリメイクには散りばめられています。どうなるのか怖いけど楽しみでもありますね。
この記事を読んで少しでもエアリス含めFF7シリーズに興味を持って頂けたら幸いです。
それではまた!
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