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【FF7】ザックスって一体誰?クラウド&エアリスとの関係は?【考察】

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この記事ではFAINAL FANTASYⅦ REMAKE及び関連作品のネタバレを含みます。FFⅦ作品全てにおいて未プレイの方はご注意願います。

FF7リメイクが発売されたのを機に、オリジナル版やその派生作品に興味を持たれた方も多いでしょう。

気になって調べていると、ザックスという名の人物がちょこちょこ登場することはありませんか?

リメイクからFF7をプレイした方からすると、間違いなく

 

ザックスって誰!?

 

って思いますよね。

そんな人リメイクで登場した?あるいはこれから登場するの?どんな役割をもつキャラなの?と疑問がたくさん浮かんだことでしょう。

結論からお話すると、

 

ザックスはクラウドやエアリスに関係する超重要な人物

 

なのです。

ということで今回は、FF7を語る上で欠かせない重要人物であるザックスについて詳しく解説していきます!

ザックス・フェアという人物

まずはザックスがどんな人物なのかざっくり説明すると、

  1. 神羅カンパニー所属の正真正銘ソルジャー(のちに1stへ昇格)
  2. クラウドの親友であり、クラウドがジェノバ細胞の影響で作りだしてしまった偽りのソルジャーの元となった人物
  3. エアリスの初恋の相手

という字面だけ見ても重要度が半端ないキャラクター設定です。

 

特に重要な点は、クラウドが生み出した偽りのソルジャーの元となった人物という部分でしょうか。

こちらについては後述するクラウドとザックスの関係で詳しく解説します。

 

明るくて人懐っこく、女の子が大好き。そして大人になっても少年のような心は忘れない無邪気な性格のザックスは、上司や部下、友達などの仲間を大切にし、

英雄になりたいという大きな夢を持っていました。

若くしてソルジャークラス1stになるなど実力も才能もあり、顔もご覧の通り男前。

最後は親友であるクラウドを守る為に大勢の神羅軍にたった一人で立ち向かい、その短い人生を終えます。

 

もう完璧過ぎませんか?という最強ヒーローっぷり。

女性人気だけでなく男性人気も獲得してしまうのも頷けますよね。

 

姓のフェアは”晴天”に由来し、”雲”を意味するクラウドとは対照的な名前にもなっています。

 

FF7の主人公はクラウドですが、ザックスは本編の7年前に当たるストーリーであるクライシスコア(CC)FF7の主人公を務めており、上記の性格はほぼCCで判明したもの。

原作では重要人物であるにも関わらず出番が限りなく少なく、正直なところクラウドのネタばらしとして突然出てきた人!くらいの印象しかありませんでした。

 

原作本編でも匂わせる程度に名前は出てきましたが、彼本人が登場するのは終盤でのクラウドの過去回想にて出てくるのみ。

なぜなら彼はFF7原作開始の時点ですでに故人であるため、過去回想でしか登場することができなかったのです。

 

そんなザックスを深掘りしたのが前日譚のCCでした。

原作では伝わりにくかったクラウドやエアリスとの関係性、そして彼がどのようにクラウドを守って亡くなったのかがより丁寧に描かれたことでザックスの人気は加速することになったのです。

 

CCは名作なのでリメイクから入った方にもぜひ一度遊んでもらいたいのですが、残念ながら現在ではPSPでしかプレイできないのが現状です。

さらにPSP本体もかなり昔に生産終了しているため、今ではなかなかお目にかかることもできず……。

 

長年PSPでしかプレイできなかったCCですが、2022年12月13日ついにHDリマスター版が発売されました!

タイトルは「クライシス コア ファイナルファンタジーⅦ リユニオン」

全ての3Dモデルが一新されただけでなく、劇中の楽曲も新たにアレンジされ、嬉しいことにフルボイス対応になっています。

Ruka
Ruka
CCを遊んだことがある方もない方もこれは遊んでみたいですよね〜〜!

 

下記記事でCCのストーリーを簡単にまとめていますのでリマスター購入前におさらいしたい方はどうぞ♪(ネタバレご注意下さい)

【CCFF7】クライシスコアのストーリーをわかりやすく解説!【Part1】本サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介している場合があります 本記事では『クライシス コア -ファイナルファン...
【CCFF7】クライシスコアのストーリーをわかりやすく解説!【Part2】本サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介している場合があります 本記事では『クライシス コア -ファイナルファン...

ザックス・クラウド・エアリスの関係性

FF7はコンピレーション作品が多いので時系列を把握するのがけっこう大変です。

まずはザックスの人生を時系列順に箇条書きしてみますね。

  1. ゴンガガを出てミッドガルを目指し、ソルジャーになる(物語序盤で1stに)。
  2. 任務中にプレート内部からスラムに落下し、教会でエアリスと出会う。
  3. 任務の合間をぬってエアリスに会いに行き、その距離が縮まる。
  4. モデオヘイムへ向かう道中、一般兵のクラウドと田舎出身同士ということで意気投合。
  5. 上司であり仲間であったアンジールからバスターソードを引継ぎ、彼の死を乗り越える。
  6. セフィロス、一般兵のクラウドと共にニブルヘイムへ向かう。
  7. セフィロスが自分の正体を知り発狂⇒ニブルヘイム村を全焼させる。
  8. クラウドがセフィロスに致命傷を負わせるものの、ザックス・クラウド共に神羅に捕まる。
  9. 4年に渡り神羅屋敷で人体実験を受け続ける。
  10. 魔晄中毒のクラウドを抱えて神羅屋敷から逃亡⇒ミッドガルを目指す。
  11. 途中、何百という神羅軍の追っ手に囲まれ命を落とす⇒バスターソードはクラウドへ渡る。

そしてバスターソードを引き継いだクラウドがミッドガルへと流れつき、ティファと再会することでFF7本編の物語が始まります。

 

時系列順に、まずはザックスとエアリスの関係から見ていきましょう。

ザックスとエアリスの関係

ザックスとエアリスの関係は、FF7の世界に原作から入るかCCから入るかで大きく考え方が変わります。

 

原作では、ザックスはあくまでエアリスの初恋の人止まり。

 

エアリスが「ザックスとは付き合っていたわけではない、ちょっといいなって思っていただけ」とクラウドに話すシーンが原作にあるので、恋人関係ではなかったのは確かです。

 

公式書籍の解体真書にはミッドガルで花を売っている時に偶然ザックスと出会い、ザックスのおかげで神羅にも良い人がいるんだって思えるようになったと記載されています。

だからザックスがどこかの任務に行くと言ったきり姿を見せなくなった時ずいぶん泣いたんだ、と。これが”初恋”だったのか、と

エアリスはザックスがいなくなってから始めてその感情が”恋”だったことに気が付くのです。

 

ザックスの出身地ゴンガガについた時、ザックスの両親の元には息子からガールフレンドができたという手紙が届いていましたが、エアリス自身はそのガールフレンド=自分だとは思っていませんでした。

ザックスは女の子が大好きだったから、自分ではない他の女の子のところにいってしまったのよ、と。

 

もし仮に2人が恋人同士であれば、エアリスだってザックスが言うガールフレンドを自分のことだと思うはず。

しかしそうは思えなかったということは、2人の間に明確な告白のようなものはなかったのでしょう。

あくまで他の子よりも特別な女の子、みたいなニュアンスだったのでしょうか。

 

ということで、原作におけるエアリスとザックスの関係はエアリスの淡い初恋の思い出に過ぎません。

解体真書には、こんなエアリスの心情が書かれています。

クラウドにはじめて会ったとき、ザックスに似てるなって思った。ちょっとした仕草や、言葉づかいまで……優しいところも。でも、クラウドはクラウドだよね。私、今はきっと、ザックスよりもずっとクラウドのことが好きになってる。

引用元⇒ファイナルファンタジーⅦ 解体真書159ページ

 

ザックスと出会い、叶わなかった淡い初恋の思い出を胸に秘めて今度はクラウドと二度目の恋に落ちる。

それが原作でのエアリスでした。

出会った当初、クラウドの中にザックスの面影を重ねていたことはゴールドソーサーの観覧車デートでも伝えていましたよね。

 

「だけど、いまはちがう。」
「わたし、あなたを探してる。」
「あなたに会いたい。」

 

クラウド自身にエアリスが惹かれていたからこそ、偽りのクラウドではなく本物のクラウドに会いたいと彼女は告げたのでしょう。

 

 

ところがCCでは一転。

 

明らかにエアリスの淡い初恋止まりでは済まないレベルの距離の縮まりっぷりです。

 

一緒にデートもしているし、しょっちゅう電話もするし、任務の間にちょこちょこザックスはエアリスのいる教会に会いに行っている様子。

何と言ってもザックスは、

 

エアリスに会いたいその一心で危険を顧みずミッドガルを目指したのです。

 

殺されてしまうかもしれない危険な状況で(結局会えずに亡くなってしまうのですが…)会いに行こうとするなんて、よほどエアリスを大切に想っていなければあり得ない話です。

 

エアリスが原作で身に付けているピンクのリボンですが、CCであれもザックスがデート中エアリスに買ってあげたものという設定が付け加えられています。

(※しかしCCでザックスが買ってあげたものとリメイクでエアリスが付けているリボンはデザインが異なるので、ザックスがくれたものをそのままずっと使用しているわけではなさそうです。単純にザックスがデートでリボンを買ってくれたという演出に過ぎないとも考えられます。)

 

エアリスの名台詞の一つである「デート1回!」も実はザックスがエアリスに言った台詞であったことも判明。

CCは時間軸的に言えば原作より前の話にあたるものの、発売は後なので結局全て後付け設定ではあるのですが。

 

個人的にザックスとエアリスの出会い方がクラウドと酷似しているのも、デート1回の台詞も、原作へのオマージュというかファンサービス的なものかなと思っています。

事実、解体真書ではエアリスがミッドガルで花を売っている最中ザックスと出会ったと書かれているので矛盾してますし。

ちなみにCCでは花売りを始めたのもザックスが提案したからってことになっています。

 

一応これらの設定が後付けされたのは、エアリスをフォローするためとも言われています。

デート1回もエアリスを好意的に見ている人にとっては可愛い台詞だと感じますが、

そうでない人にとっては出会って間もないクラウドに突然デートを報酬にする自分にめちゃくちゃ自信のある嫌な子に映ってしまうこともあり、実際批判もありました。

だから初恋の人が使った台詞を真似した設定にした、と。

 

さらにエアリスの仕事が花売りであることから、エアリスは娼婦だという根も葉もない噂がネット上で流れてしまいました。

これは公式も完全否定しておりエアリスにそんな設定は一切ありません。

おそらくはエアリスアンチが流した憶測に過ぎないのですが、あまりにも噂が広まってしまったために誤解を解く意味も込めてエアリスがなぜ花売りになったのかというきっかけをCCで掘り下げて明確に描写しようとしたのでしょう。

 

CCをプレイするとザックスとエアリスのやりとりが本当に可愛くてキュンキュンしっぱなしで、どうかこの2人がいつまでも幸せでいて欲しい!と思ってしまいます。

ザックス、ニブルヘイムには行くな!もう二度とエアリスとは会えなくなるんだぞ!と原作を知る者としては言いたくなるのです。

 

エアリスはザックスが行方不明になってから88通の手紙を書いていましたが、それがザックスに届くことはありませんでした。

これが最後の手紙です」ともう会えないことを悟ったであろうエアリスの89通目の手紙がようやくザックスの元へ届き、ザックスはミッドガルへ戻ることを決意します。

すでに自分は神羅から追われる存在だというのに、自分の危険を顧みずエアリスに会うためにミッドガルへ帰ろうとするのです。

しかし、その途中で神羅軍の猛攻を受けて命を落とし、物語はそのままエンディングへ―――……。

 

CCではザックスにとってエアリスがどれだけ大切な存在だったのかが詳しく描かれていますし、エアリスも原作のように「あれが初恋でした」では済まされないくらいザックスのことを想っています。

ザックスとクラウドの関係

次にザックスが出会うのはクラウドです。

結論から言うと

 

クラウドとザックスは親友関係でした。

 

といっても、CCではザックスとエアリスの関係性の方が深く描かれているのでクラウドとめちゃくちゃ仲良し!って描写は正直あまりありません。

ザックスが向かったとある任務先に同行してた一般兵の一人がクラウドでした。

そこでお互い話すうちに田舎出身同士ということで意気投合し、その後仲良くなった―――……という設定です。

 

この時点でのクラウドはザックスの2歳年下なので15歳かそこらでしょう。

まだあどけなさの残る優しい顔をした初々しい少年です。

 

ザックスは任務の途中でクラウドとすれ違えば声をかけたり気にかけたりする描写があったので仲は悪くないんだな、と思えましたがクラウドは実際ザックスのことをどう思っているのかは謎です。

ソルジャーを夢見たのにソルジャーにはなれなかったクラウドが、歳も近く田舎出身で自分と境遇の似たザックスがあれよあれよと昇進していく姿を見て何も思わなかったのでしょうか。

自分は一般兵止まり。一方ザックスは憧れのソルジャーでクラスは1st。性格も良くてみんなからの人望も厚い。

自分にないものを、ザックスはたくさん持っています。

Ruka
Ruka
私がクラウドの立場だったら、正直ちょっときついです。ザックスに嫉妬してしまうかもしれません

 

でもそれを含めても余りあるほどザックスの性格がよくて嫉妬の心すら忘れてしまう程だったのだとすれば、仲良しだったかもしれませんね。

ザックス、コミュニケーション能力めちゃくちゃ高そうですし。

あのクラウドとも仲良くなれても不思議ではないかも。

しかし親友?なのかなあ……もう少し2人の仲良しエピソードがあればよかったのですが。

 

ともかく、穿った見方をしてしまいましたがザックスがミッドガルへ向かう時に魔晄中毒のクラウドを見捨てて行かなかった以上クラウドを大切に思っていることは間違いありません。

エピソードとして深掘りはされませんでしたが、プレイヤーの予想を上回る以上の信頼関係を築いていたと推測します。

 

そうでなければアンジールの形見のバスターソードをクラウドに託すはずもないし、

ましてや「エアリスに会ったらよろしくな」なんて命を危険に晒してでも会いに行きたかった女性を最後クラウドに任せるはずもないでしょう。

(そこにクラウドしかいなかったから、なんてそんなロマンのないことは言いません。)

クラウドの理想のソルジャー・ザックス

ザックスとクラウドの関係性を語る上で一番重要なこと。

それは

 

ジェノバ細胞の影響でクラウドが作り出した疑似人格は、ザックスを模したものだった

 

という真実でしょう。

ザックスなしでFF7を語れない理由はここにあります。

 

FF7原作のクラウドは元ソルジャークラス1stとして登場し、アバランチの魔晄炉爆破ミッションに雇われていましたが、

 

あれは全て亡くなったザックスの経験や肩書きを元にしてクラウドが生み出してしまった偽りの姿

 

でした。

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魔晄中毒状態のクラウドは意識が混同しており、ソルジャーになりたかったのになれなかったという自分の中の黒歴史を封印して、あたかもザックスの経歴が自分自身のものであると記憶違いを起こしていたのです。

原作のデートイベントでエアリスが言うセリフがこの部分の伏線ですね。

 

「はじめはね、そっくりだったから、気になった」
「歩き方、手の動かし方・・・あなたの中に彼を見ていた」

 

ザックスのことを知るエアリスだったからこそ、ザックスを模したソルジャーを演じさせられているクラウドが気になったのでしょう。

違う人物なのになぜかとてもよく似ている―――と。

 

エアリスはクラウドの正体が明かされる前に亡くなってしまうのでクラウドがジェノバ細胞の影響を受けていた事実は知りませんが、目の前にいるクラウドが本当のクラウドではないことには気付いていましたね。

 

これは下記のリメイクの関連書籍であるMATERIAL ULTIMANIA Plusで明かされたことですが、

 

クラウドがカッコつけてティファに花をプレゼントしたのも、蜜蜂の館でキャラに似合わずダンスに奮起したのも、

 

理想であるザックスならこうするだろう、と無意識で想起していたから

 

なのです。

 

ちなみに疑似人格クラウドはあくまでザックスをベースにして自分が理想とするソルジャー像を作り出したものであり、

決してザックスの記憶や感情そのものがクラウドにペーストされているわけではありません。

よくエアリスに対するクラウドの行動や感情(主にエアリスに惹かれているような)にはザックスの感情が現れる!との意見を見かけますが、

あくまでクラウドはクラウドです。

エアリスに対する感情はその時のクラウドが感じたこと。

【FF7R】クラウドがエアリスに惹かれているのはジェノバ細胞の影響?【考察】本サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介している場合があります 本記事では『FINAL FANTASY VII ...

 

クラウドがエアリスと接する時だけザックスになっているのだとしたらあらゆる部分で矛盾が生じます。

それについては上記の記事でまとめていますのでよろしければ併せてどうぞ!

エアリスが嫌な女に見える?

原作とCCでは2人の関係に温度差があるので、どちらから先にFF7の世界に入ったかでその印象は大きく変わるのではないでしょうか。

 

CCから入った方にとって、ザックスとエアリスの関係は揺るがないものですよね。

Ruka
Ruka
なのにエアリス、原作ではザックスのことすっかり忘れてクラウドにグイグイアピールしてるし一体何なの!?キャピキャピするなよ!と思ってしまう人もいるでしょう

 

特にクラウドとティファのような、お互い長年想い合う関係が好きな人にとってエアリスのクラウド好きアピールは好ましくないかもしれません。

 

しかし。CCはあくまで原作発売後に発表されたもの。

ザックスというキャラを掘り下げる以上エアリスとの関係を淡泊に描くわけにはいきません。先に発表された原作と矛盾が生じてしまうのもある程度は仕方のないことです。

 

私は原作からFF7を始めましたが、CCから始めたとしてもエアリスが気軽に心変わりしたとは思いません。

エアリスはザックスを想い何年も手紙を書き続けていたのは前述の通りです。

 

この時エアリスはまだ21歳。

17歳の時にザックスと出会い、恋を知り、行方不明になってもなお再会できることを信じて彼を想い手紙を書き続けました。

でもザックスからの返信はありませんでした。

「これが最後の手紙です」と書かれているように、エアリスの中ではもうこの時にザックスへの想いは諦めに近いものがあったのだと考えます。

 

10代後半~20代前半の一番恋愛が楽しい時期に、もう会えないザックスのことをずっと想っていたエアリスがザックスを諦めるというのは相当な覚悟が必要だったでしょう。

それでも古代種の能力ゆえか、ザックスにはもう会えないことを悟った。

そんな中、そのザックスの面影をもつクラウドと運命的にも出会えばエアリスの止まっていた時間が動き出すのもごく自然な流れです。

 

決してひょっこり現れたイケメンに飛びついたわけではないし、嫌な女でもない。

 

原作の時点でザックスは亡くなっていますが、エアリスは生きています。

22歳の女性にザックスへの一途な想いを強要する方が無理があるのではないでしょうか。

 

もちろんCCの2人の関係は微笑ましいものでしたが、CCはCC、原作は原作として区別して考えて欲しいと思うのが個人的な意見です。

最後に

ということで今回は、ザックスという人物を中心に彼を取り巻くクラウドとエアリスの関係について考察しました。

まとめると、クラウドとザックスの関係性はリメイクでも変わりはないですが、

 

ザックスとエアリスについては原作と派生作品では大きく温度差がある

 

ということになります。

原作のエアリスがCCのエアリスを知ったら死ぬほど驚いたでしょうね。

原作ではちょっといいなって思ってただけなのにCCではほぼ恋人同士みたいな設定ですから。

 

リメイクではこのザックスが、実は生きているのでは?なんて思うようなシーンが追加されました。

あれこれ言いましたが私自身ザックスはFFキャラ史上でも上位に食い込むほど好きなキャラなのでどうか幸せになってほしい!生きていてほしい!とは思うのですが、

ザックスが生存しているとFF7の物語が始まらないのであれは一体何を表しているのか非常に疑問が残るところです。

ザックスが生存したかどうかの考察は別記事にてまとめています。

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