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この記事ではCRISIS CORE FAINAL FANTASYⅦ及び関連作品のネタバレを含みます。FFⅦ作品全てにおいて未プレイの方はご注意願います。
クライシスコアFF7のストーリーをネタバレ解説!
名作の呼び声も高いクライシスコア ファイナルファンタジーⅦ。
この記事ではクライシスコアのストーリーをなるべくわかりやすくまとめました!CC未プレイの方、そしてエバークライシス配信まで待てない方は必見となっております!
「夢を抱きしめろ」
それから月日は流れ―――……
今年もまた夢を抱いた大勢の新たなソルジャーたちが集うミッドガル。
「夢を抱きしめろ。そして、どんな時でもソルジャーの誇りは手放すな。いいな?」
新入りソルジャーたちの前には、アンジールの死を乗り越えて成長したザックスの姿がありました。
夢と誇り。それはかつてアンジールがザックスに言ってくれた言葉。彼の形見のバスタソードを掲げて、ザックスは今は亡き親友の言葉をソルジャーたちに伝えたのでした。
それからしばらくして、ザックスはシスネから2つの話を聞かされます。
一つはソルジャー統括のラザードが秘密裏にホランダーと繋がっており先日失踪したこと。そしてもう一つはエアリスがこの世界で唯一の古代種の生き残りであることを。
これまでの経緯から少しずつ神羅に不信感を募らせていたザックス。そんな矢先、一掃したはずのジェネシス・コピーが突如として出現。
ジェネシスは死んだはずではーーー?事態が把握できないまま、ザックスはタークスと共にジェネシス・コピーの襲撃を受けているというジュノンへと向かうことに。
エアリスのささやかな願い
ジュノンにはザックスがモデオヘイムで捕らえたホランダーが拘置されていました。しかしホランダーはジェネシス・コピーの襲撃による混乱に乗じてまんまと脱走を図っていたのです。
ホランダーを取り逃し悔しがるザックスの前にセフィロスが現れ、世界各地でジェネシス・コピーの襲撃が始まっていることを告げます。
事態は一刻を争うもののーーー……ザックスの大切な人を思う気持ちを汲み取ったセフィロスは、一時的なミッドガル帰還の許可を出してくれたのでした。
エアリスの無事が気がかりで急いで教会へと駆けつけたザックス。襲いかかる機械兵器やモンスターから2人を守ってくれたのは犬型のアンジール・コピーのモンスターでした。
その優しさはかつてのアンジールそのもののようだったのです。
コピーが生きているのならアンジールもどこかで生きているかもしれない。ザックスは淡い期待を抱かずにはいられませんでした。
しかし状況は刻々と悪化。ジェネシス・コピーの襲撃で各地が混乱に陥っている現状を考えると、ザックスが戦地に駆り出されるのももう時間の問題です。
今は少しでもエアリスのそばにいたい。
ザックスは限られた時間の中でエアリスと兼ねてから約束していた花売りワゴンの作成に取りかかり、わずかばかりの2人だけの時間に幸せを感じるのでした。
それも束の間。ザックスの元に任務の連絡が入り、別れの時がやってきます。別れの間際、ザックスにささやかな願いを書いたメモを渡すエアリス。
ザックスの今度の任務は、ニブルヘイムの魔晄炉の調査。
そこではモンスターが大量発生しており、ホランダーの件を調査していたソルジャーたちが消息を絶ったと言うのです。
ザックスはセフィロスやクラウドと共に、ニブルヘイムへと向かうのでした。
運命のニブルヘイム
ニブルヘイムへと到着した一行は、村の少女ティファの案内でニブル山にある魔晄炉へと向かいました。
ニブル魔晄炉でザックスたちが目にしたもの―――……それは、神羅が非道な人体実験を行い、さらには危険なモンスターを生み出しているという事実でした。
驚きを隠せない一行の前に予想通り生きていたジェネシスが現れ、さらなる衝撃の事実をセフィロスに突きつけます。
セフィロスがジェノバ・プロジェクトSと呼ばれた実験の産物であることを。
プロジェクトGで生み出され劣化を伴う失敗作の自分とは違う、完璧なモンスターであることを。
自身の劣化を止めるべくセフィロスにジェノバ細胞を求めるジェネシスでしたが、セフィロスはそれを拒否してニブル山を下山。以降、彼は神羅屋敷にこもり切りに。
いつまでも灯りの消えない神羅屋敷……ザックスはエアリスと電話で話をしながら、彼が落ち着きを取り戻すのを待っていました。
そして。それから一週間。あの悲劇は起きたのです。
ニブルヘイム事件
己の出生の秘密を知り豹変したセフィロスに英雄としての面影はまるでなく、住民ごとニブルヘイムを焼き払ってしましました。
母であるジェノバを求めてニブル魔晄炉に向かうセフィロスを追いかけるザックスとクラウド。
もちろんセフィロスとの力の差は歴然。それでも村や家族を失った怒りに震えるクラウドの奮戦によってなんとかセフィロスを魔晄炉に転落させることができたものの―――……
力を使い果たし重傷を負ったザックスとクラウドは、そのまま意識を失います。何もかも知りすぎてしまった彼らは、宝条の指示のもと、生き残ったわずかなニブルヘイムの住民と共に神羅に捕らえられてしまうのでした。
神羅屋敷からの脱出
夢の中に現れたアンジールに促されるかのように目覚めたザックスは、自分を拘束していたポッドの中からなんとか脱出。
どうやらニブルヘイム事件以来、自分とクラウドは神羅屋敷の地下に幽閉され、宝条の実験サンプルとしてポッドの中で拘束されてようなのです。
ザックスは長期にわたる拘束で筋力こそ衰えていたものの、それ以外の不調は見当たりませんでした。――――……しかし、クラウドは。
長期に魔晄を浴びせられていたことが原因で重度の魔晄中毒に陥り、歩くことも話すこともできない廃人と化してしまっていたのです。
動けぬクラウドを抱えて神羅屋敷から逃亡するザックス。
神羅の触れてはいけない機密事項を知り過ぎてしまった2人。どうやらザックスもクラウドも公的にはすでに殉職扱いにされているようでした。
このまま逃げ続けていてもいつか追っ手に見つかり存在を抹消されてしまう。途方に暮れるザックスがその時気付いたもの―――……それは、別れの時にエアリスから渡されたメモでした。
もっとザックスと一緒にいたい。
そこには、エアリスの純粋な想いが書き留められていたのです。
エアリスの想いに突き動かされて、ザックスは追われる身になりながらもミッドガルを目指すことに。
ジェネシスの再来
逃亡中のザックスとクラウドの前に現れたのはタークスのシスネでした。
逃亡中の実験サンプルを捕獲―――それがタークスであるシスネの任務でしたが、まさかその対象が友人のザックスだったとは。
仕事か、友情か。
どちらを優先すべきか思い悩むシスネでしたが……「私を信じてくれるなら、どうぞ」事情を知ったシスネは私情を優先し、サイドカーのキーをザックスに手渡して彼を見逃すことにしたのです。
シスネからもらったサイドカーにクラウドを乗せて逃亡を続けるザックス。
そんなザックスの前に立ちはだかったのはジェネシスとそのコピー軍でした。
ジェネシスは必死に劣化防止の手段を得ようとしていました。ジェノバ細胞も見つけられずセフィロスの細胞も手に入れられなかった結果、今度はセフィロス・コピーの実験体であるザックスとクラウドに目をつけてやってきたのです。
しかし、ザックスの持つジェノバ細胞に劣化を直す力はありませんでした。ジェネシスの読みは外れ、ザックスの細胞を食べたコピーはモンスターに変異。ならば今度は―――と、ジェネシスは次の標的を隣のクラウドに定めたのです。
故郷ゴンガガへ
ジェネシスを振り切ってゴンガガ村にたどり着いた2人。ここはザックスの出身地でした。
そこでもまたシスネが待ち受けていましたが、彼女は再度2人を見逃します。そして、「アンジールが会いたがっている」とザックスに告げ……。
するとそこに、なぜか劣化の進んだホランダーがクラウドの細胞を求めて襲い掛かってきたのです。どうやらジェネシスに自分の細胞を注入され、同じく劣化する身と化してしまったのでした。
クラウドを守りながら必死に戦うザックスに加勢したのはアンジール。
彼の力を借りてなんとかホランダーを退けましたが、その正体は―――……行方不明になっていたアンジール・コピーになった元ソルジャー統括のラザードがだったのです。
ラザードはアンジール・コピーと化してから細胞だけでなく彼の志をも受け継いでおり、「世界を救いたい」という思いを抱くようになったと話しました。
夢と誇り。
そしてその象徴であるバスターソード。
それらをアンジールから受け継いだザックスはラザードの気持ちが痛いほど理解できました。
アンジールの志に突き動かされ、2人はジェネシスの元を目指します。
ジェネシスとの戦い
ジェネシスを追ってバノーラ村に訪れたザックスたち。バノーラ村はすでに神羅による空爆で廃村と化していました。
ライフストリームの流れる村の地下深くの洞窟でザックスを待ち受けるジェネシス。
呪われた運命に苦しみ続けてきたジェネシスでしたが、せめて最後はソルジャーとして、誇り高い英雄としてザックスと戦うことを決意。
そしてザックスも、ジェネシスの心を開放するためにも彼の真っ向勝負を受けて立つのでした。
――――激しい戦いの末、ジェネシスに勝利したザックス。倒れたジェネシスを抱えてザックスが洞窟を出ると、ラザードが追っ手との戦いで深手を負っていたのです。
その傍らには、以前教会でザックスとエアリスを守ってくれた瀕死のアンジール・コピーの姿が。あの時自分たちを守ってくれたアンジール・コピーは、今もまたラザードの、そしてザックスの危機に駆けつけてくれていたのです。
親友だったアンジールとザックス。アンジールのザックスを思う気持ちはコピーたちも受け継いでおり、どんな時でもザックスのことを見守ってくれていたのでした。
89通の手紙
瀕死のラザードとアンジール・コピー。ザックスは2人の最期を見届けながら、ふと、アンジール・コピーが運んでいた手紙に目が留まります。
その手紙の主は――――………エアリス。
『元気ですか? どこにいますか? あれから4年です。そしてこの手紙は89通目。
でももう出すあてがありません。
最後の手紙は―――あなたに届きますように』
この時ザックスはようやく衝撃の事実を知るのでした。なんとあの日、エアリスと別れてミッドガルを出てからすでに4年の月日が経過していたことに。
「最後ってなんだよ!!」
エアリスの想いに突き動かされて、いまだ意識のないクラウドを連れて歩き出すザックス。―――目指すのは、エアリスの元。
ソルジャー・クラウドの誕生
危険を顧みずミッドガルを目指していたザックスでしたが、その逃亡も終わりが近づいていました。
ザックスの命を救いたいタークスは神羅軍よりも先に彼の身柄を確保すべく上空から捜していましたが、その努力の甲斐もむなしく先にザックスを取り囲んだのは大量の神羅軍でした。
クラウドを安全な場所にかくまい、ザックスは大勢の神羅軍にたった一人で立ち向かいます。
連戦につぐ連戦。浴びせられる銃弾。―――少しずつザックスの体力が削られ意識が遠のき始める中、彼の脳裏にはこれまで出会った大切な人たちとの思い出が走馬灯のように駆け抜けていきます。
倒れ込むザックスと、魔晄中毒で放置されたクラウド。ザックスは自分に残された時間がごくわずかであることを悟り、クラウドにバスターソードを託します。
「おまえが、俺の生きた証。俺の誇りや夢―――全部やる。」
そう言って、こと切れるザックス。親友の最期を目の当たりにしたクラウドは、魔晄中毒に陥りながらも大粒の涙を流して声を上げるのでした。
――――バスターソードを受け取ったクラウドはゆっくりと立ち上がり、ミッドガルへ向けて歩き出します。
そして物語は原作のFF7へ―――……。
最後に
原作におけるザックスの存在は正直なところかなり薄かったのは事実です。
昔エアリスがなんとなくいいなあと思っていた人、そして疑似人格クラウドのデータベースになってた人くらいの印象しかありませんでした。
ところがCCでザックスの活躍が詳しく描かれるや否や―――……
ザックスの人気、うなぎ登りです!!
原作ではちょい役だったにも関わらず、2020年に行われたNHKの全ファイナルファンタジー大投票ではなんとあらゆる人気キャラを抑えて第10位にランクインしたのです!
CCも正式なナンバリングタイトルではなくあくまで派生作品。PSPは現在生産中止されている上にダウンロード可能なリマスター作品も発売しておらず、プレイできる環境がなかなか整わない現状の中でこの人気っぷり。
CCをプレイしてザックスを好きにならない人はいないんじゃないか?ってくらいザックスは強くてカッコいいキャラなんですよね、見た目だけじゃなくて中身も。
私は原作をプレイしてからCCに入ったので、エンディングでザックスが亡くなることは知っていました。
なぜ主人公が死んでしまう悲しいゲームをやらなきゃならないの!?と思い続け、発売してから何年も手を付けられず―――……しかし、いよいよ所持しているPSPの寿命がヤバくなり慌ててCCをプレイしたのですが、
嗚咽しました。エンディングで。
たしかにザックスは亡くなってしまうんですけど、それ自体はめちゃくちゃ悲しいんですけど……でも、ザックスから託された夢や誇り、ザックスの思いそれらを背負ってクラウドが星を救うために奮闘しているんだと思うと込み上げてくるものがあります。
ザックスの肉体は地上から消えてしまいましたが、クラウドの中でザックスはいつまでも生き続けているんだと考えれば悲しくないでしょう。
彼は実際、亡くなってからもライフストリームの中からクラウドを見守っていますし。
CCはザックスとエアリスの恋愛物語と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実際はザックスを主軸とした男の友情がメインストーリーです。この熱い男の友情がとても感動するので今後配信されるエバークライシスでどのように再構築されるのか非常に楽しみですね!
さらにリメイクではザックスが生存したような匂わせエンディングを迎えています。
続編の情報がないので真偽のほどは定かではないのですが……。ザックスが生存したパラレルワールドが誕生したという設定なのでしょうか。気になる方は上記の記事をチェックしてみて下さい!
それではまた!ここまでお付き合い下さりありがとうございました!
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