CULTURE

【FF7R】小説『Traces of Two Pasts』ネタバレ・感想まとめ【ティファ編】

本サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介している場合があります

 

本記事では『FINAL FANTASY VII REMAKE 生配信及び動画・画像投稿に関するガイドライン に基づき、規定の範囲内でゲームのスクリーンショットを掲載しております。

掲載している画像の著作権はそれぞれの著作者・団体に帰属しており、著作権の侵害を目的とするものではありません。

この記事ではFAINAL FANTASYⅦシリーズ及び関連小説『Traces of Two Pasts』のネタバレを含みます。未プレイ・未読の方はご注意下さい。

2021年7月に発売された『Traces of Two Pasts』。

この小説はFF7のWヒロインであるエアリスとティファの過去が深掘りされた内容となっています。

これまで本編中では語られることのなかった彼女たちの過去……気になりますよね?

 

本作はティファ編・エアリス編で編成されており、この記事では【ティファ編】のネタバレと読んだ感想をまとめていきます!

【Traces of Two Pasts】ティファ編 あらすじ

ミッドガルを抜け、カームに向けて歩き始めたクラウド一行。

その旅の途中で、歩きながらティファとエアリスが何気ない話をし始めるところから物語はスタートします。

ティファ編で語られるのは、ティファの少女時代~セブンスヘブンで働き始めるまでのこと。

 

正直ティファは、エアリス以上にこれまで生い立ちを深掘りされることはありませんでした。

ティファについて気になることと言えば、

  • ニブルヘイム時代はクラウドのことをどう思っていたか
  • 深い傷を負った後どうやってミッドガルで生きてきたのか
  • ザンガン流格闘術はいつ習得したのか
  • バレットたちアバランチメンバーとはどうやって出会ったのか
  • セブンスヘブンで働くようになったきっかけは?

あたりではないでしょうか。

 

リメイクでもこの辺は全然語られなかったので、消化不良を起こした方も多いのではないかと思います。

これらのことがようやく今回の小説で補完されていましたので、本記事では上記の点を中心にネタバレしていきたいと思います!

ニブルヘイム時代のティファとクラウドの関係

原作におけるティファとクラウドは特別親しくなく、遊んだことのない間柄でした。

それもあって、リメイクでは幼馴染という表現をなるべく避け同郷の友人と曖昧な表現に変更されていました。

しかし、この小説では

 

ティファがニブル山の山道から落下する事故が起きる前までは少なからず交流があった

 

という内容が記述されていました。

一瞬あれ?原作と違う?と思いましたが、普通に考えてみればたしかにあれだけ小さい村で家が隣同士なのにも関わらず子供同士全く話したこともない!という方が不自然かもしれません。

小さい頃は家が隣同士ということもあって親同士含め自然と行き来があったものの、少しずつ成長するにつれて遊ぶこともなくなり、落下事故が決定的となって2人は完全に疎遠になってしまったとのこと。

ティファはクラウドが好きだったのか

ティファがいつも一緒にいたのは原作同様年の近い3人の男の子たちです。

クラウドがその中に入ることはなく、相変わらず一人。

 

原作ではハブられてぼっち()というような印象を与えてしまったクラウドくんですが、小説では自ら好んで一人を選んでいる一匹狼的なニュアンスで書かれていましたね。

本人的に「本当は一緒に遊びたかった」ことを精神世界で言っていましたが。

 

3人の男の子たちとティファは赤ちゃんの頃から一緒で仲良しでしたが、成長していくにつれそれぞれがティファに好意を持つようになり、

いつか自分のパートナーになる女の子として接し始めました。

ティファ自身もその好意には気付いていたし好意を寄せられること自体に悪い気はしていませんでしたが、彼女自身が3人の誰かを恋愛対象として見ることはなかったようです。

 

はい、なぜならティファの恋愛対象はクラウドだったので。

 

ティファはクラウドから給水塔に呼び出される以前から実はクラウドのことを意識していました。

しかし、それが恋愛対象なのかと言えばそうとも言えず…みたいな、本人としてもよく分からない感情だったのです。

 

だからティファは生前自分の母親が「クラウドの顔はセフィロスよりも美しい」と言っていたことを思い出し、自分がクラウド相手だと緊張してしまったりドキドキしてしまうのは

彼の存在が夜空の星のように自分には手の届かない美しいものだからだ!

と思うことにしていたのです。

 

というかほぼ9割恋愛対象としての好きに傾いてるけどまだその感情を自分自身で処理しきれてなくて、

めっちゃイケメンだからただ綺麗なものとして憧れているだけ!LOVEじゃない!

と思い込んじゃってるって感じでしょうか。

 

現に給水塔に向かうまでの間、ティファはもしかしたらクラウドから愛の告白をされるのではないか?とドキドキしていたわけですし。

――――そしたら、違った。

実際の内容は原作のあれですね。

他の男の子たち同様に春になったらミッドガルへ行く。俺は他のやつらとは違うんだというもので……ティファはガッカリ。

でも、他の男の子と同じ話をしたことでクラウドも普通の男の子なんだな、と感じたティファはそれをきっかけに自分の恋心を認め、クラウドを正式に好きになります。

 

この辺りを深掘りしたのは原作での給水塔の約束の唐突さを緩和するためかな~と思いました。

原作だけ見てると仲良くもない子に突然夜中呼び出されて夢語られて、なんで急に約束持ちだせるの?唐突過ぎない?って展開の不自然さが目についてしまったので……。

 

しかし、呼び出される以前からティファがなんとなくクラウドのことをいいなって思っていたんだとすれば夜に呼び出されて怖がらずに行けるのも給水塔での約束も無理矢理な展開ではないかな~と個人的には感じました。

ニブル山の事故以降のストライフ親子は…

前述の通り、少なからず交流のあったティファとクラウドが疎遠になってしまったのがティファの落下事故です。

亡き母親を求めてニブル山に登ったティファ。

危険を察知したのかそれを追いかけて行ったクラウド。

山道から2人が滑落した時、クラウドはヒザを擦りむいただけで済みましたが、ティファは頭を強打し7日間の意識不明に。

 

クラウドはティファの身を案じて追いかけて行ったはずですが、彼女を追いかけたものの連れて帰れず先に下山した男の子たちが

ティファを連れて帰れなかったのは途中で現れたクラウドがティファをそそのかしてさらに山の奥へと進ませたから

と村の大人に嘘の報告したのです!なんてこと!

 

大人たちはそれを信じ、クラウドもまた言い訳せず内容を認めたことからクラウドだけが一方的に責められることに……。

それ以降、クラウドと母・クラウディアはニブルヘイムで肩身の狭い思いをすることになり、その状況は最後まで変わりませんでした。

 

クラウドが嘘の事実を認めたのはティファを庇いたかったのか、言い訳しても仕方ないと思ったのか…。

確かに、クラウドの言い分といつも一緒にいる男の子たちの言い分では後者に軍杯が上がるのは目に見えているけども…。

 

どちらにせよクラウドが責められる必要性は一切ないのに親子揃って冷たい視線を浴びる羽目になってしまったのは辛いですよね。

クラウドは村を出て行きましたが、クラウディアはその後も一人肩身の狭い思いをしていたのかと思うと泣けてきます。

ザンガン流格闘術の習得とミッドガルでの出会い

クラウドたちが村を去って、ニブルヘイムにザンガンがやってきます。

彼はティファの師匠であり、命の恩人ですね。

 

旅人として村にやってきたザンガンは、長生き体操としてザンガン流格闘術の基礎を村の皆に教えます。

その中で、一番素質があったのがティファでした。

 

ザンガンにその素質を見出されたティファはザンガンの弟子になります。

弟子となったティファはザンガンから秘伝の書をもらい、父・ブライアンのサポートもありながら親子でトレーニングを積んだことで格闘術を身につけていきました。

ミッドガルでの出会いその1 アバランチの仲間

ミッドガルに辿り着いてからのティファはとにかく苦労の連続。

セフィロスに村を焼かれ、深傷を負ったティファはザンガンに救出されてミッドガルのスラム内にある診療所のベッドで目を覚まします。

 

なんとかリハビリを繰り返しながらようやく退院の目処がついたところで、今度は多額の治療費と入院費を払わなくてはならなくなったティファ。

診療所の看護師の息子・ラケスに住み込みで働ける饅頭屋を紹介してもらい、そこで借金を完済するまで働くことに。

 

この時ティファが紹介されたのは古いコンテナを再利用した部屋(通称コンテナ横丁)。

トイレやシャワーの水道は共同という、年頃の女の子が住むにはあまりにもセキュリティが低く治安もよろしくない場所です。

比較的大きな家に住み、大人に守られて清潔な暮らしをしていた女の子にとっては耐え難い状況と言えるでしょう。

村も、家も、父親も何もかも失ってしまったティファ。

 

心がぽっきり折れてしまっても仕方ありません。

 

スラムで頼れる人間といえばこの時点ではまだラケスのみ。

しかしこの男もまあまあ胡散臭い。

のちに判明するのですがこのラケスという男、ギャンブルで多額の借金を作ってしまい、母親とグルになって患者に治療費や入院費を水増し請求していたのです!!

もちろんティファもその被害者の一人。

地獄みたいな展開ですね……。

 

そんな心細い状況で現れたのがこの方!

頼れるジェシー姐さんです!!

ティファが働く饅頭屋の客として現れたのがビッグス、ウェッジ、そしてジェシーでした。

 

特にジェシーは道端でティファがチンピラに絡まれていたところを助けてあげたことから仲良くなり始めます。

ジェシーたちがアバランチに所属していることを知ったティファでしたが、知ってもなお彼女たちが信頼できる人間だと感じたらしくそれ以降行動を共にするようになります。

ミッドガルでの出会いその2 マーレとセブンスヘブンの店主

マーレさんはリメイクの本編スタート時にティファが住んでいるアパートの管理人さんで、ティファのことを孫のように可愛がってくれている方。

早くに両親を亡くしたティファにとっては家族のような存在とも言えるでしょう。

 

そんなマーレさんとの出会いは、ティファが経過観察で診療所に訪れた時のこと。

そこには運悪くモンスターに襲われてしまって背中に大怪我を負った女性がいました。それが、マーレさんだったのです。

話し相手が欲しかったマーレさんはティファにお見舞いをお願いし、それを引き受けたことで親しくなっていきました。

 

そのマーレさんの知り合いが経営していたバー、それがセブンスヘブンだったのです。

詳しい経緯は割愛しますが、饅頭屋の仕事と並行してこのセブンスヘブンもマーレさんと一緒に手伝うことになったティファ。

しかし、もともと体調の優れなかった店主がさらに状態を悪化させてしまい、亡くなってしまったことでティファが店を引き継ぐことになりました。

ミッドガルでの出会いその3 バレットとマリン

前述のセブンスヘブンのお客としてきていたのがコレルから来たばかりのバレットマリンの親子です。

お客といってもバレットは外のテラス席に座って何をするわけでもなくコーヒーとジュースで何時間も居座っており、その大柄な見た目と強面で何人ものお客を怖がらせてしまっていました。

マリンがきっかけでティファはバレットが悪い人ではないことを知り、店の力仕事と用心棒をお願いするようになります。

 

縁が縁を呼び、ことがうまく運び始めたところで。

前述の通り、セブンスヘブンの店主だったマーレさんの知り合いが物語の途中で亡くなります。

バレットとマリンがこの店の地下を住まいにしていることは原作からお馴染みですが、

なんとセブンスヘブンにはまだ建設時の費用の支払いが残っていたのです!

 

期日までに支払いを終えなければこの店は人手に渡ってしまうことに。マリンがこの家を気に入っていることに胸を打たれたティファは、

自分の借金返済のために貯めていたギルをセブンスヘブンを取り戻す費用に充てたのでした。

 

バレットはティファに感謝し、必ず金は返すと申し出ます。

しかし、マリンのためを思ったのは決心のきっかけにすぎず、

自分自身もこの店で働くことが楽しいと感じていた。これは自分のためでもあるからお金はいらない。

ティファはバレットにそう告げます。

 

こうして始まった看板娘・ティファとウォーレス親子によるセブンスヘブン。

その後、バレットは故郷であるコレルを滅ぼされた神羅への復讐心から、アバランチに入りたい心境をティファに吐露します。

現在唯一アバランチメンバーだと判明しているのがジェシーだけであり、彼女と縁のあるティファになんとかジェシーと引き合わせてほしいと懇願します。

それがバレット率いる現在のアバランチの始まりでした。

読了後に感じた疑問点

ということでティファ編を全て読み終わり、今まで語られることのなかったティファの過去が見えてきたところで浮かんできた疑問点について考えてみたいと思います。

格闘術の実戦経験はどこで積んだのか

リメイク本編開始時にはクラウドもびっくりするくらい強くなっていたティファ。

もちろん彼女が強くなったのはコツコツと鍛錬を積み重ねてきた結果ではあるのですが、

小説内では実戦経験の描写が特に見受けられませんでした。

 

ティファは仕事終わりや休日といったスキマ時間を使ってザンガンから教わった”型”を練習していました。

しかし、実は教わったといってもザンガンが日々つきっきりでティファに指導したのではなく、

秘伝の書というマニュアルを渡して基本的にはそれを見ながら個人で練習し、ごく稀にザンガンがニブルヘイムに戻ってきたらその時に型を見てもらう――ーという、

現代でいうユーキ●ャンのような通信講座的な指導方法なのです。

 

さらにミッドガルへ移り住んでからはザンガンとはもう何年も会っておらず、型はすっかりザンガン流から自己流に。

ニブルヘイム時代もザンガンと模擬バトルのようなことはしていましたが、習いたてのティファがもちろん敵うはずもなく完敗。

練習は続けているものの、何か最初の突破口となるような強敵と戦うシーンは小説ではなかったのです。

 

個人的にはスポーツと同じように強くなるためには練習だけでなく実戦経験をこなすことが大事だと思うのですが、ティファは一体どこで経験を積み、あれだけ強くなったのかなあ?と疑問がわきました。

考えられるとすれば、

  • アバランチに所属するようになって神羅と戦う機会が増えた
  • スラムの治安維持のため郊外のモンスターを駆除していた
  • 下心全開で寄ってくる男たちを日々コテンパンにしていた()

などでしょうか。

 

そもそもティファは一般の女性よりも最初から身体能力が高い設定になっています。

そういうアドバンテージもあったからこそティファは強くなれたのかもしれません。

ティファとジェシーとの距離はいつ開いてしまったのか

小説ではティファの良き理解者、優しいお姉さんとして登場したジェシー。

しかし別の記事でも考察しましたが、

【FF7R】ティファとアバランチの関係性を考察!ジェシーとの間には距離がある?本サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介している場合があります 本記事では『FINAL FANTASY VII ...

リメイク本編では、ジェシーとティファの間には心の距離があるように感じられます。

本気で改革を望むジェシーにとって、アバランチの活動にいまいち乗り気になれないティファに背中を預けることはできないのでしょう。

 

出会った当初は仲の良かった2人でしたが、アバランチとして活動を共にし始めて少しずつ考え方に違いが生じ、疎遠になっていったのかもしれません。

リメイクのジェシーは長年行動を共にしているティファよりも割り切っている戦闘のプロであるクラウドの方を戦いの場では信頼している感じがします。

最期の瞬間も、話し相手に選んだのはティファではなくクラウドでした。

 

アバランチは仲良しお友達グループではないので考え方の違いにより袂を分かつことは仕方のないことでしょう。

命をかけている分、ジェシーがティファを信用できない気持ちも充分に理解できます。

 

―――が、あれだけ仲良しに描かれた小説を読んでしまうと本編の2人の距離が切なく感じてしまいます。

アバランチではなく、普通の歳の近い女の子同士で出会っていたらこうならなかったのかなあ?とどうにもならないことを考えてしまいますね。

関連書籍との矛盾

本記事で紹介している『Traces of Two Pasts』と同時期に発売された『FINAL FANTASY  Ⅶ REMAKE ULTIMANIA Plus』

同時期に発売されている書籍なのですが、2冊には一部矛盾を感じる点があります。

 

リメイク本編では原作にはなかった幼少期ティファがクラウドを遊びに誘うものの、クラウドの方がそれを無視していた―――という過去回想シーンが新たに追加されたわけですが、小説でもティファが

誘っても断られるか、そんなのまだいい方で、大抵は無視。それが原因で喧嘩が始まることが何度もあって。変人。危険人物。

引用元⇒デジタル版FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE Traces of Two Pasts

とクラウドのことを語るシーンがあります。

このセリフはリメイクの回想シーンとも繋がるセリフですよね。

 

しかし、アルマニプラスの方では

クラウドの”無意識”が瞬時に改変した記憶。実際は、ティファはクラウドに気づかなかった

引用元⇒デジタル版FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE UlTIMANIA PLUS 100ページより

と、小説と真逆のことがボイス収録台本の卜書きに書かれているのです。

要するにあの回想シーンは偽りの回想ということになるのですが……。

 

いや、言ってること正反対だけどどっち????

 

ってなりませんか、これ。

 

例えばティファの方が誤った記憶を有していたと考えれば矛盾はなくなりますが……。

【FF7】ティファがクラウドの「幼馴染」と紹介されるのはなぜか【考察】本サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介している場合があります 本記事では『FINAL FANTASY VII ...

上記の記事で考察したのですが、原作のティファはクラウドの精神世界で真の過去に触れるまで自分はクラウドと仲の良い幼馴染であると思い込んでいました。

しかし実際は遊んだことが特にない仲で、ティファ自身もどうして仲良しだったと思い込んでいたんだろうと疑問に感じます。

 

これは完全に私の想像ですが、ティファの中では給水塔の約束があまりに尊く美しいものであり、その喜びゆえに約束以前の思い出は曖昧になってしまっているのではないか?と。

実際、幼少期の記憶を鮮明に覚えている人の方が少ないでしょうし。

 

小説内の時間軸では現在一行はカームを目指して歩いている最中です。

ということは、まだこの時点の語り手であるティファはクラウドの精神世界に触れていません。

ので、まだ過去の記憶が一部曖昧な状態になっている―――とすれば矛盾はなくなり、ます……?

同時期に発売した書籍の内容が一致していないって、どういうことでしょう公式さん……。

最後に

長くなってしまいましたが、本記事ではFF7リメイク小説『Traces of Two Pasts』のティファ編の感想をネタバレつきでまとめてみました!

この小説を読んだ意見として、

 

ティファが好きなら絶対読んだ方が良い

 

と思います。

ティファはヒロインではありますが、ゲーム内でその過去を語られることがほぼありません。

彼女は長年ミッドガルに来るまでの経緯をずっと謎のままにされてきました。

 

その謎が全てこの小説で判明するので、ティファという人物をより深く知りたい!と思う方はぜひ一度読んでみてほしいです。

そのあとにゲームを再プレイしたらより深みが増すかもしれません。

 

ティファファンの方の中ではクラウドとのカップリングがお好きな方も多いでしょうし、この小説でもそういう描写があるのかな?と気になっている方もいらっしゃるかなと。

残念ながらあくまでティファの過去がメインでありクラウドとの物語ではないので、クラティシーンを目的として購入するとあまりの少なさにガッカリするかも。

 

物語中盤からはミッドガルで苦労するティファの話なので、クラウドの名前は一切登場しません。

ただ、序盤のニブルヘイム時代では幼少期のクラウドとティファの会話が度々出てくるので、セットで好きな方はチェックしてみる価値あり!だと思います。

特に給水塔で約束を交わすあのシーンは深掘りされて書かれているので、あのシーンがお気に入りの方にとっては必見ですよ!

 

それではここまでお付き合い下さりありがとうございました!!

小説の購入はこちらからどうぞ!

こちらもご一緒に!小説と合わせて読むとよりFF7Rの世界観に浸ることができます。

 

本サイトに記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。

© 1997, 2020 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA / ROBERTO FERRARI
LOGO ILLUSTRATION:©1997 YOSHITAKA AMANO

© 1997, 2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA
LOGO ILLUSTRATION:© 1997 YOSHITAKA AMANO