こんにちは!Rukaです。
アルバイトを始める理由は人それぞれですが、どの方でも働き始めるにあたって面接は避けて通れません。
しかしながら、
という方がいるのも事実。
実は前の会社で採用担当者の補助をやっていた経験から申し上げますと、面接を通過できない人にはいくつかの特徴があるのです。
本記事では面接で落とされる人の特徴とその改善策を載せています。
これからアルバイトを探す予定の方はぜひ参考にしてみて下さい。
アルバイトなんて誰でも受かる!はNG
まず大前提として、アルバイトなんて誰でも受かるでしょ!などという軽い気持ちで面接を受けるのは絶対にNG。それ、面接の時態度に出てますよ~。
もちろん企業も働き手が足りないからこそアルバイトの募集をかけているのですが、だからと言って誰でもいいわけではないんです。
アルバイトだろうとなんだろうと、企業はちゃんとやる気のある人だけを採用します。たとえ人手不足でも面接でこいつはダメだと判断されれば枠が空いていてもしっかり落ちます。
では、一体面接で落ちてしまう人にはどのような特徴があるのか。一つずつ見ていきましょう。
アルバイトの面接で落とされる人の特徴
シフトに柔軟性がない
企業は基本的にたくさん働いてくれる人を求めているため、限られた曜日しか働けないという人は敬遠される傾向にあります。
特にサービス業だと土日祝は忙しく人手不足になりがち。
忙しい日は入りたくないですし、みんなが休みの時は休みたい。その気持ちもめちゃくちゃ分かるのですが、面接で
などと言ってしまうとかなりマイナスイメージとなってしまいます。
もし他のアルバイトが急な体調不良で出られなくなった場合、社員(店長)は代わりの人員を探します。曜日を限定してしまう人だとそんな時にお願いできないので、どうしても扱いにくく感じてしまうんですね。
さらにいうと、曜日を限定する人はシフトも組みにくいのです。
365日働けます!とまで宣言する必要はないですが、ある程度の柔軟性は必要です。
もし面接で伝えるのだとすれば「土日祝も出勤できますが、なるべく平日多めだとありがたいです」というニュアンスで伝えるのがいいでしょう。
職場の雰囲気に合わない
これはもう本人に原因があるわけではないのでどうにもならないのですが、受けようとしている職場に在籍するスタッフとの雰囲気やイメージが合わない方は採用を見送られる場合があります。
たとえば履歴書に輝かしい経歴や資格が書かれていると、
と思われてしまう場合も。
いや、ここで働きたいから面接を受けているんですが?と言いたくもなりますが、あまりにもただ1人ハイスペックだと職場の雰囲気に合わないとされ、残念ながら採用されないこともあるのです。
もちろんそんなこと本人が直接言われるわけもないので面接に落ちて心が折れてしまうでしょう。
しかし、採用側は「この人はウチに来て周りとうまくやっていけるだろうか」というところもイメージしています。
入っても1人だけ浮いてしまいそうとか、性格上あの人とぶつかりそうだなとか、雰囲気に合いそうもないと判断されたらいくらハイスペックでも落ちてしまいます。
理不尽ですがこればかりはどうにもならないので、潔く次の面接予定を入れるのがベストです。
面接時間に遅刻をする
恐ろしい話ですが、なんの連絡もなく遅刻をしてしまった場合
もうそれだけで印象は最悪です。

その後の面接でいくら取り繕ってももう挽回できないくらいのマイナスです。採用は諦めた方がいいかもしれませんってレベル。
面接の時間を守れないなんて、今後仕事にも遅刻してくるのでは?と連想されてしまいます。
もちろん、公共機関の遅延などどうにもならない理由で面接の時間に間に合わない場合もあるでしょう。
しかし、もう約束に間に合わないと分かった時点で先方に電話で連絡すべきなんです。間に合わない理由が分かれば、先方も許容してくれます。
面接官は自分の時間を割いて面接の時間を設けてくれています。なんの連絡もなしに約束の時間を過ぎると、その分相手を待たせ、貴重な時間を奪ってしまっていることになるのです。
連絡がなければ、道中何かあったんだろうか、単純に忘れているんだろうか、それとも逃げ出したのか……判断ができませんよね。
仕事にも遅刻してくると思われるのはもちろん、相手の気持ちを考えられない時点で採用は絶望的でしょう。
挨拶ができない・元気がない
明るく元気な人は好印象です。明るい人にマイナスイメージを抱く面接官はまずいません。

恥ずかしいからといって視線を合わせずうつむき加減でモソモソ話していると、非常に自信なさげに見えてしまいます。
特にサービス業だとお客様と接する機会が多いので、暗い雰囲気を出してしまうと
と思われてしまいます。面接官は短時間で相手のことを判断しなければならないので、最初の印象というのはとても大事なんです。
さらに、暗いだけでなく基本的な挨拶ができない人も敬遠される傾向にあります。
挨拶は面接どうこうというよりもそもそも社会人のマナーですね。面接会場に到着したら面接官だけでなく、すれ違う社員や関係者にも明るい挨拶ができる人は好印象です。
入室する前に「失礼します」、面接が始まる時に「よろしくお願いします」、終わったら「ありがとうございました」という基本の挨拶で充分です。難しいことは何もありません。
しかし、意外とこの挨拶ができず、終始ほぼ無言で聞かれたことにも「…はい」しか答えない人もいます。
これではお客様だけでなく他のスタッフとコミュニケーションを取れるのかさえ心配されるでしょう。
もし普段から「暗い、声が小さい」と指摘されている方はせめて仕事の時だけでもハキハキとお腹から声を出して話すよう意識してみて下さい。
仕事中明るい人がプライベートでもそうだとは限りません。「仕事中だけスイッチ入れてる」って人もまあまあいます(笑)
身だしなみに気を使えない
おしゃれである必要はありません。しかし、どんな職種であっても
清潔感はとにかく大事です!!

全日お風呂に入っていない、髪を洗っていないなどはそもそも論外ですが、ニオイ・しわ・汚れの目立つ清潔感に欠けた服は絶対避けましょう。
アルバイトの面接にスーツを着込んでいく必要はありませんが、いわゆるオフィスカジュアルと呼ばれるようなきちんとした私服を選ぶのがポイントです。


しょせんアルバイトだからと高を括って適当な服装で行ったら落とされる可能性大です。
- ジャージやスウェットなど部屋着っぽい服
- 露出度の高いトップスやミニスカート
- 個性的な奇抜過ぎる服
この辺りは避けた方が無難です。
他にも派手なネイル、アクセサリー、染髪、髭なども職種によってはマイナスの働くことがあるのでできる限り外して行きましょう。面接さえ乗り切ればいいので、ほんの少しの我慢です。
ちなみに私が前の会社で人事採用に関わっていた時、面接を担当する上司は
と話していました。「え?靴?そんなとこ?」と疑問に思う方も少なくないでしょう。しかし、実は靴って意外と目につきやすいポイントなんだそうです。
清潔感には気をつけましょうと述べてきましたが、そもそも大抵の人はきちんとした服装をしてきます。ですが、意外と靴はおろそかにしている人が多いんだとか。
どれだけ服装をバッチリ決めてきていても、靴の踵がすり減っていたり穴が空いていたりドロドロに汚れていたりすると、
って感じてしまうんだそうです!もちろん靴だけで人間性が決まるわけではありません。しかし、たったの数分で合否を出さなければいけない面接官にとって、靴の痛みはマイナスのイメージを抱かせるにもってこいのポイントなんだとか!
それを聞くまで私もあまり気にしていなかった靴。よく見るとやっぱり多少汚れているんですよね。以降は面接以外でも靴を綺麗に保つよう気をつけるようにしています。
靴、かなり見られていますよ!
アルバイトの面接に受かるためには?
ということでアルバイトの面接に落ちる人の特徴を解説しました。
上記のことを踏まえた上で、面接に受かるためのコツをお伝えいたします。
- 可能な限りシフトに融通を効かせる。たくさん働けることをアピールする。
- 面接は時間厳守。どうしても間に合いそうになかったら約束の時間を過ぎる前に必ず連絡する。
- 明るく元気に挨拶をし、受け答えをする。
- 清潔感のある服装を心がける。
予想以上に簡単ですぐに実行できるものばかりだと思った方も多いはず。しかし、これらのことをなかなかできない人が意外と多いのも事実です。
一般的に正社員の面接から見るとアルバイトの面接の方がハードルは低い傾向にあります。
ですが、アルバイトだからと言って何の準備もせず適当にやっていると痛い目に遭うでしょう。働いてお金をもらうということはそんなに甘くありません。
働きたいのになかなかアルバイトの面接に合格できない…とお悩みの方は、なぜ毎回落とされるのか、何が足りなかったのかを自己分析する必要があります。
何度も何度も色んな企業の面接を受けるのは精神的にも疲れますし、時間も履歴書も無駄にしてしまいます。なるべくなら面接は一発で決めたいところ。
もし当記事の中で一つでも自分に当てはまる部分があれば、ぜひ参考にして面接に臨んでみて下さい!あなたが素敵な職場と巡り会えますように。