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【FF7】クラウドとティファの関係が気になる!最終決戦前には何があったのか【考察】

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この記事ではFAINAL FANTASYⅦ REMAKE及び関連作品のネタバレを含みます。FFⅦ作品全てにおいて未プレイの方はご注意願います。

2020年4月。

ついに待ちに待ったFF7リメイクが発売されました。

 

FF7のストーリーは壮大で、内容もキャラも一度だけのプレイではなかなか理解することができません。

そこで本記事では、FF7の主人公クラウド・ストライフとヒロインの一人ティファ・ロックハートの関係性について改めて考察します。

クラウドとティファの関係

FF7関連の派生作品を含め、キングダムハーツやディシディアファイナルファンタジー、その他スマホアプリゲームなどでもクラウドとティファは数多く登場するので、

FF7をプレイしたことがない人でもこの2人を知っている人は多いのではないでしょうか。

 

近年発売される作品においてはクラウドとティファがセットで登場したり紹介されることが多いので、この2人って恋人同士なのかな?と、思う方も少なくないはず。

主人公とヒロインがカップルなのは定番ですし、FFシリーズの他ナンバリングでも主人公×ヒロインの組み合わせは数多くあるため、

クラウドとティファも類に違わずそうなんじゃないのか、と感じてもなんら不思議ではありません。

 

では、実際のところ真実はどうなのでしょう。

原作での2人は、同じニブルヘイム村出身の幼馴染という設定で描かれています。

ところが物語を進めて行くと、実はクラウドとティファは村にいた頃そんなに仲が良くなかったという事実が判明。

クラウドの方はアイドル的存在のティファに憧れを抱いていましたが、

ティファ自身はみんなの輪の中に入ってこれないクラウドとは一緒に遊ぶ機会がなく、大して知らない近所の子止まりでしかありませんでした。

しかし、給水塔で約束を交わして以降、ティファはクラウドのことを好きになります。

 

とはいえその直後クラウドはソルジャーを目指して村を出て行ってしまうため、それ以降2人の関係に特別な進展はなく、離れている間クラウドやティファが相手をどう思っていたのかは本編では描かれていません。

よって、設定としては「2人が恋人同士である」とは言い切れないのが現状です。

クラウドはティファのことが好きなのか

そもそもまずクラウドがティファに好意を抱いているのかどうかですが、

大前提としてプレイヤーの解釈次第で変わります。

 

クラウドがティファに対し、幼い頃から憧れの気持ちを抱いていたことでは原作で語られています。

ティファに憧れ、ティファに認めてもらいたいが為にクラウドはソルジャーを目指します。

 

ただ、これによって好意を抱いているかどうかを判断するのは個人の解釈で意見が別れるところ。

初めからティファルートをたどるプレイヤーから見ると、

クラウドの初恋の相手はティファ!ティファが好きだから認めてもらいたいし、強くなって彼女を守りたい。

だからソルジャーになったんだ!大人になった今でもクラウドはティファに一途!

とも解釈できますよね。

 

しかし一方でエアリスルートを選択したプレイヤーからすれば、幼少期のティファへ気持ちを単に「恋心」とは思わないでしょう。

同級生と遊びたいのに「仲間に入れて」と言えないひねくれ者のクラウドからすれば、いつも輪の中心にいるティファに対して憧れの気持ちと同時に羨望や嫉妬の感情が両立していると考えてもおかしくありません。

幼いクラウドの世界において、ティファはヒエラルキーの頂点的存在です。

 

彼女に認められること=皆に認められること。

誰にも認められないし求められないひとりぼっちな自分から抜け出す為には、ティファに存在を肯定してもらうことこそが必要だった――――だから、ソルジャー宣言をして村を出て行ったんだ、と。

 

どちらの解釈もできるので、片方だけが正しい!どちらかは間違っている!というのはないと思います。

どちらでもOK!プレイヤーの心におまかせするというスタンスがFF7の魅力の一つだからです。

成人したティファはいつクラウドを好きになったのか

「幼少期の淡い恋心を一途に貫いている」とも見えるストーリーであるため、解釈が個人で変わるとはいえ、クラウドがティファを好きになるのは自然の流れだと思います。

…が、ティファの方はどうなんでしょう。

 

冒頭でもお伝えした通り、村にいた時のクラウドとティファは特別仲良しではありません。

クラウドが給水塔にティファを呼び出してソルジャーになる宣言をするまでは遊んだこともなかった間柄です。

なのにそれきっかけでティファがクラウドのことを好きになるって、ちょっと急展開な気がするんですよね。

 

例えば。

クラスは一緒だけど話したこともない相手から夜に突然呼び出されて「春になったら○○に就職するよ」って言われても、

「へえ(…で、なんでそれを私に言うん?)」ってならないものなのか……。

 

話を聞いてあげるだけならまだ理解できるのですが、そのあとティファの方から「クラウドには私がピンチの時に助けに来てくれるヒーローになってほしい」という約束を持ちかけます。

いや、大の仲良しの男の子から夜呼び出されてソルジャー宣言されれば、ティファもドキッとしてこんな約束をしたくなる気持ちも分かりますが。

大して知りもしない近所の子に対してどうしてそんな約束をしようと思ったんでしょう。

呼び出されて夢語られるだけでも正直ちょっと怖くないですか?

 

補足

2021年7月に発売されたエアリス・ティファ両ヒロインの過去を描いた「Traces of Two Pasts」にて、描写が大幅に補足されました。

これまでは特別関わりのない2人だったクラウドとティファですが、

小説内で「遊んだことはないものの、ティファは給水塔で約束を交わす前から実はクラウドにほんのり惹かれており、約束を交わしたことで正式に好きになった」

という設定が追加。

【FF7R】小説『Traces of Two Pasts』ネタバレ・感想まとめ【ティファ編】本サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介している場合があります 本記事では『FINAL FANTASY VII ...

これにより給水塔で約束を交わす唐突さが緩和されました。

最終決戦前は好感度によってストーリーが分岐する

原作では、セフィロスとの最終決戦を前に一つのイベントが発生します。

明日死ぬかもしれないという状況の中で、もう一度戦う理由を考えてほしいということからクラウドは仲間全員を飛空艇から降ろし、それぞれの故郷へ帰るよう促します。

それでもなお、戦う理由があるのならまたここに戻ってきてほしい――――そう伝えた後、もう故郷も家族もいないクラウドとティファだけが飛空艇に残ります。

 

ここで発生するイベントがいわゆる「決戦前夜イベント」です。

ティファの好感度が高い状態でこのイベントを迎えると、以下のようなセリフが発生します。

「なあ、ティファ……。俺……ティファに話したいことがたくさんあったんだ……」
「でも、今こうして二人でいると、本当は何を話したかったのか……」

「クラウド……想いを伝えられるのは言葉だけじゃないよ……」

しかしこれ以降は場面が暗転するため、このセリフの後何が起きたのかは個人で想像するほかありません。

ただ、ティファのセリフがやや意味深でもあるので、人によっては幼馴染を超えて「最終決戦前に結ばれた!」と感じる人も多かったのでしょう。

 

とはいえ。

この決戦前夜イベントがクラウドとティファ結ばれた!2人は公式カップル!!と確定させるほどの判断材料とするには若干弱いのでは?と個人的には思います。

なぜなら決戦前夜イベントは分岐する為、この会話はティファの好感度が高くなければ発生しないから。

 

好感度高いVer.の会話はティファルートを選んできた方への最終的なご褒美というニュアンスでしょう。

これだけがクラウドとティファの結末ではありません。

だからエアリスと仲良くしてきた人からすると、「クラウドとティファが結ばれる!」という見解に「え、そんなイベントありましたっけ?」となるんです。

 

ちなみに好感度低いVer.がどんな会話かというと、

「明日の戦いに備えて 今日は、はやくやすもう……」

「うん……。……」

 

かなりさくっと終わってしまいます。

ティファの、「うん」のあとの「……」にはどんな気持ちが込められているのでしょうか。

 

早く休もうと言ったクラウドの言葉は、この時のティファにとっては期待外れだったのかもしれません。

この後ティファがクラウドの肩を借りて眠るシーンはありますが、特別結ばれました!と思える描写はなし。

 

このように好感度によって見方があれこれ変わるので、クラウドとティファの関係はユーザーの判断にゆだねられているというのが正しいのかもしれません。

それはクラウドとエアリスについても同じことが言えますね。

ああでもないこうでもない、自分にはあのシーンはこう見えるんだ、とファンの間で考察し合うのが面白いのです。

リメイクでクラウドとティファの関係はどう変化した?

では、最新作のFF7Rにおける2人の間柄はどうなったのでしょうか。

正直なところ、相変わらず公式は明確な描写は避けている印象です。

 

リメイクを最初にプレイしたときは「クラウド、めちゃくちゃティファのこと好きじゃない!?これはついにティファで落ち着くのか!?」とものすごーーく思ったのですが……。


後日いろいろと関連書籍が発売されてそれを読んでいくうちに、クラウドがティファを好きかどうかがよく分からなくなってきたのです。

 

もちろん彼女がクラウドにとって大切な女性であることは間違いないと思うんですが、

なんというかティファにクソ重い恋愛感情がある!というよりも「強くてかっこいい理想の俺になりたい!」っていう、承認欲求を満たしたい気持ちの方が勝っているように見えるというか……。

 

それについては下記の記事でまとめてます。

【感想】FF7リメイク発売一周年でティファ・エアリスWヒロインの印象が大きく変わった話本サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介している場合があります 本記事では『FINAL FANTASY VII ...

まとめ

ということでこの記事では主人公クラウドとヒロインのティファの関係についてまとめてみました。

 

ざっくり2人の関係を再度まとめると以下の通り。

  1. 大の仲良しという親しい間柄ではなかったものの、幼い頃からクラウドはティファに憧れ、ティファは給水塔での約束以降クラウドを正式に好きになった
  2. 共に旅をしていくうちに(ゲーム的にはティファの好感度をあげているうちに)最終決戦前では恋人同士のような展開になることも可能
  3. しかし、2人は恋人同士であるという明確な描写はゲーム内にはなし

 

とはいえこれは原作までの話であり、リメイクではどうなるのかは現時点では不明です。

個人的にはティファが選ばれてもエアリスが選ばれても選ばれなかった方のファンが悲しむだけなので、これまで通り明確な答えは避けてユーザーには想像の余地を与えておく以外方法はない気がするのですが……。

だって、何度も言ってますがFF7は恋愛がテーマではないので、クラウドの恋人なんていう描写はいらないと思うんですよね。

曖昧でいいのでは…??

 

両方のファンを納得させる落としどころは難しいと思いますが、少々時間をかけてでもスクエニ様には頑張って頂きたいなと心から願うばかりです!

 

それでは今回はこの辺で。

最後までお付き合い下さりありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

 

 

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