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【FF7】クラウドとティファの関係が気になる!最終決戦前には何があったのか【考察】

この記事ではFAINAL FANTASYⅦ REMAKE及び関連作品のネタバレを含みます。FFⅦ作品全てにおいて未プレイの方はご注意願います。

先月ついに待ちに待ったFF7リメイクが発売されましたね!FF7のストーリーは壮大で、内容もキャラも一度だけのプレイではなかなか理解することができません。
そこでこの記事では、FF7の主人公クラウド・ストライフとヒロインの一人ティファ・ロックハートの関係性について改めて考察します。

クラウドとティファの関係

FF7関連の派生作品を含め、キングダムハーツやディシディアファイナルファンタジー、その他スマホアプリゲームなどでもクラウドとティファは数多く登場するので、FF7をプレイしたことがない人でもこの2人を知っている人は多いのではないでしょうか。

近年発売される作品においてはクラウドとティファがセットで登場したり紹介されることが多いので、

この2人って恋人同士なのかな?

と、思う方も少なくないはず。金髪碧眼のイケメンと黒髪美女の組み合わせって隣に並んでいるだけで目の保養になりますよね。

原作の物語序盤の2人は、同じニブルヘイム村出身の幼馴染という間柄で描かれています。

原作以外の作品でもそのように紹介されていますが、物語を進めて行くと

実はクラウドとティファは幼少期そんなに仲が良くなかった

という事実が判明します。

クラウドの方は村で可愛くて明るい人気者のティファに憧れを抱いていましたが、ティファ自身はコミュ障でみんなの輪の中に入ってこれないクラウドとは一緒に遊ぶ機会がなく、大して知らない近所の子止まりでしかなかったんですね。

しかし大人になったクラウドと再会したティファは明らかにクラウドに特別な感情を抱いている様子。さらにFF7には好感度システムが付いているのでティファに気に入られるような行動と台詞を選び続け好感度が最高潮になっていると、完全に一線を越えたような生々しい描写まで存在しているのです。

クラウドはティファのことが好きなのか

そもそもまずクラウドがティファに好意を抱いているのかどうかですが、

それはプレイヤーの解釈次第

で変わります。
クラウドがティファに対し、幼い頃から憧れの気持ちを抱いていたことでは原作で語られています。ティファに憧れ、ティファに認めてもらいたいが為にクラウドはソルジャーを目指します。

ただ、これによって好意を抱いているかどうかを判断するのは個人の解釈で意見が別れるところ。

初めからティファルートを辿るプレイヤーから見るとクラウドの初恋の相手はティファ!ティファが好きだから認めてもらいたいし、強くなって彼女を守りたい。だからソルジャーになったんだ!大人になった今でもクラウドはティファに一途!

とも解釈できますし、

エアリスルートを選択したプレイヤーからすれば幼少期のティファへ気持ちを単に「恋心」とは思わないでしょう。同級生と遊びたいのに「仲間に入れて」と言えないひねくれ者のクラウドからすれば、いつも輪の中心にいるティファに対して憧れの気持ちと同時に羨望や嫉妬の感情が両立していると考えてもおかしくありません。
幼いクラウドの世界において、ティファはヒエラルキーの頂点的存在だったんでしょう。

彼女に認められること=皆に認められること。

誰にも認められないし求められないひとりぼっちな自分から抜け出す為には、ティファに存在を肯定してもらうことこそが必要だった――――だから、ソルジャー宣言をして村を出て行ったんだ、と。

どちらの解釈もできるので、片方だけが正しい!どちらかは間違っている!というのはないと思います。どちらでもOK!プレイヤーの心におまかせするというスタンスがFF7の魅力の一つだからです。
まあ公式が曖昧な表現を続けることで長年にわたりネット上では「クラウドの正妻論争」が絶えないわけですが、個人的には一本道のストーリーではなくプレイヤーの意思が反映される内容だからこそFF7はいつまでも愛され続けているんだと考えています。

成人したティファはいつクラウドを好きになったのか

解釈が個人で変わるとはいえ、クラウドがティファを好きになるのは自然の流れだと思います。幼少期の淡い恋心を一途に貫いているとも見えるストーリーなので。

…が、ティファの方はどうなんでしょう。

冒頭でもお伝えした通り、村にいた時のクラウドとティファは特別仲良しではありません。

クラウドが給水塔にティファを呼び出してソルジャーになる宣言をするまでは遊んだこともなかった間柄です。近所の顔見知り程度の男の子に夜突然呼び出されて、「俺、ソルジャーになりたいんだ」って言われるわけです。

「急に何を言いだすんだ、こいつは(真顔)。」

って思わなかったんでしょうか。
例えばクラスは一緒だけど話したこともない相手から突然呼び出されて「春になったら○○に就職するよ」って言われても、「へえ(…で、なんでそれを私に言うん?)」ってならないんでしょうかね。それこそあんたの進路なんて興味ないね、ってなりそうなもんなんですけど…。

女性は成長が早いので、ティファの方がクラウドよりも精神的には年上で大人の対応をしてあげたのかもしれません。

話を聞いてあげるだけならまだ分かるのですが、そのあとティファの方から「クラウドには私がピンチの時に助けに来てくれるヒーローになって欲しい」という約束を持ちかけます。
いや、大の仲良しの男の子から夜呼び出されてソルジャー宣言されれば、ティファもドキッとしてこんな約束をしたくなる気持ちも分かりますが、

大して知りもしない近所の子にどうしてそんな約束をしようと思ったんでしょうね。呼び出されて夢語られるだけでも正直「は?」って感じなのに。

もともとティファはヒロイン願望が強くて、自分のことを守ってくれるヒーローがくることをいつも夢見ていたのでしょうか。だから別に仲良くなくてもときめけたのかな~?
それかこの時点ではあくまで大人の対応としてクラウドの話に乗ってあげただけ、と。(勇気振り絞って呼び出したクラウドを真顔で突き返すのもなんだか可哀想過ぎますし)

その後クラウドが村を出て行ってからはティファもクラウドのことをよく考えるようになったと言っています。

「たしかに私たちはそれほど仲良しじゃなかったけど……クラウドが村を出てからはあなたのこと、ほんとによく考えたのよ」

クラウドはどうしてるかな? クラウドはソルジャーになれたのかなって。クラウドの記事、のってるかもしれないから新聞だって読むようになったの」

しかし、意識はするようになったとはいえ、この時点でティファはクラウドがどんな人なのかそこまで知らないはずです。ソルジャー宣言して出て行ったあの子はどうしているだろう、元気かな?と気になるのは分かりますが、それが恋心にまで一気に発展するのかは正直謎なんですよね。
会えない時間でクラウドへの期待がどんどん膨らみ、ヒロイン願望の強いティファの性格も相まって好きになったとか?う~~~ん……まあ知らない男性から連絡先聞かれたら意識しちゃってときめく女性もいますもんね、相手がイケメンならなおさら。クラウド、顔は良いですし。そんな感じ?

ティファは幼少期の約束をずっと胸に秘めており、七番街で数年ぶりにクラウドと再会した瞬間にその頃の想いが一気に大爆発して現在に至る――――とか?

あとはエアリスの存在も大きいのではないかと思います。七番街で大人になった(見た目だけ)クラウドと行動するうちにティファ的にも「あ~この人悪くないな」って思い始めたものの、そこまでクラウドクラウドではなかった。
しかし、クラウドがエアリスと出会いその仲が急激に縮まる様を見て「ヒーローになる約束をしてくれた男の子が他の子のところに行ってしまうかも」っていう焦りの気持ちからならクラウドへの想いが爆発するのも分かります。

個人的には、こっちの方がしっくりくるかな~と。

最終決戦前は好感度によってストーリーが分岐する

原作では、セフィロスとの最終決戦を前に一つのイベントが発生します。明日死ぬかもしれないという状況の中で、もう一度戦う理由を考えてほしいということからクラウドは仲間全員を飛空艇から降ろし、それぞれの故郷へ帰るよう促します。それでもなお、戦う理由があるのならまたここに戻ってきてほしい――――そう伝えた後、もう故郷も家族もいないクラウドとティファだけが飛空艇に残ります。

ここで発生するイベントがいわゆる「最終決戦前」イベントなんですね。

直接的な表現はされませんが、ああこれ完全に大人の階段上ったな、クラウド童貞捨てたな(知らんけど)と思うような会話がされます。暗転するので実際何をしたのかご想像にお任せではありますが、

「なあ、ティファ……。俺……ティファに話したいことがたくさんあったんだ……」
「でも、今こうして二人でいると、本当は何を話したかったのか……」

「クラウド……想いを伝えられるのは言葉だけじゃないよ……」

察するところそういうことでしょう。幼馴染を超えて最終決戦前に結ばれたと感じる人も多いはず。

………が!

クラウドとティファ結ばれた!この2人は公式カップル!!

と喜ぶのは気が早いかと。なぜならこの最終決戦前イベントは分岐する為、この会話はティファの好感度が高くなければ発生しないのです。あくまでティファルートを選んできた方への最終的なご褒美イベントというニュアンスでしょう。これだけがこの2人の結末ではありません。

だからエアリスルートを選んできた人からすると、「クラウドとティファが結ばれる!」という見解に「え、そんなイベントありましたっけ?」となるんです。ちなみに好感度低いバージョンがどんな会話かというと、

「明日の戦いに備えて 今日は、はやくやすもう……」

「うん……。……」

かなりさくっと終わってしまいます。ティファの、「うん」のあとの「……」にはどんな気持ちが込められているのでしょうか。早く休もうと言ったクラウドの言葉はこの時のティファにとっては期待外れだったのかもしれませんね。
この後ティファがクラウドの肩を借りて眠るシーンはありますが、特別結ばれました!と思える描写はありません。

このように好感度によって見方があれこれ変わるので、クラウドとティファの関係はユーザーの判断にゆだねられているというのが正しいのかもしれません。それはクラウドとエアリスについても同じことが言えますね。ああでもないこうでもない、自分にはあのシーンはこう見えるんだ、とファンの間で考察し合うのが面白いのです。

リメイクでの関係は

では、最新作のFF7Rにおける2人の間柄はどうなったのでしょうか。
これだけプレイヤー次第で見方が変わるとお話したところで急展開なんですけど、

リメイクではクラウド、めちゃくちゃティファのこと好きなんでしょうね

っていうのがなんか伝わってくるんですよね。分岐してファンによって見方が変わるところが面白いのに、リメイクでは想像の余地があまりないというか。


(リメイクやった人には強烈に焼き付いているであろう列車ゴロゴロシーン)

序盤におけるクラウドは多分ティファのこと好きか、あるいは幼い頃に交わした「ティファのピンチに駆けつけるヒーロー」を忠実に守っているだけなのか……。少なくともエアリスと出会う前はとにかくイチャコラしてるのでクラティ好きさんはニヤニヤしてしまうかもしれませんね。
エアリス加入後はまたクラウドの心も揺れ動くので何とも言えませんが、序盤のクラウドはかなりの回数ティファティファ言ってます(笑)数えたら何回になるんだろう。

まとめ

ということでこの記事では主人公クラウドとヒロインのティファの関係についてまとめてみました!ざっくり2人の関係をまとめると、

大の仲良しという親しい間柄ではなかったものの、幼い頃からクラウドはティファに憧れ、ティファは給水塔での約束以降はクラウドを意識するようになった。そして共に旅をしていくうちに(ゲーム的にはティファの好感度をあげているうちに)最終決戦前では恋人同士のような展開になることも可能です!

というところでしょうか。この、会話を選択して自分の好きな方のヒロインを選べるシステムが最高に画期的なので、スクエニ様どうか片方のヒロインだけに決めてしまうようなストーリーだけはご容赦を…!
ティファが選ばれてもエアリスが選ばれても選ばれなかった方のファンが悲しむだけですからね。両方のファンを納得させる落としどころは難しいと思いますが、少々時間をかけてでもスクエニ様には頑張って頂きたいなと心から願うばかりです!

 

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