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この記事では魔法騎士レイアースの原作、アニメその他関連作品のネタバレを含みます。未読の方で結末を知りたくない方はご注意下さい。
魔法騎士レイアースの漫画は全6巻で、それぞれ3巻ずつの2部構成となっています。
前回別の記事で第1部の内容をネタバレ解説しましたが、
最終的にレイアースはどういう結末を迎えたのか知らないという方も多いのではないでしょうか。
東京タワーで主人公3人が泣いているシーンは有名ですが、あれはあくまで第1部のラストであり、そこからも物語は続きます。
そこで本記事では、原作レイアースの2部最終回まで読んだ感想をまとめました。
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魔法騎士レイアース第2部あらすじ
魔法騎士としての使命を終え、東京へと戻ってきた光・海・風。
エメロード姫を幽閉した宿敵ザガートを倒せば、セフィーロは救われると信じて疑わなかった3人。
しかし、自分たちが呼ばれた本当の理由は、セフィーロにとって害となった存在の柱を討ち取るためであったことに絶望し、悲しみに打ちひしがれます。
ザガートを愛してしまったがゆえにセフィーロの平和を願えなくなったエメロード姫は、自ら命を断つことができない自分自身を殺してもらうよう光たちに頼みます。
戸惑いながらも彼女の気持ちを汲み取り、願いを受け入れた光たちでしたが、この深い悲しみは東京へ戻っても消えることはありませんでした。
もう一度セフィーロに行って、エメロード姫が大切にしていたあの国のためにできることがしたい。3人がそう強く願った時――――かつて召喚されたあの時のように、眩い光が辺りを包みます。
そしてたどり着いたその先には―――……以前の美しかった姿とは似ても似つかない、荒れ果てたセフィーロが広がっていたのでした。
荒廃したセフィーロと他国の侵攻
2部からはセフィーロの他に、『オートザム』『ファーレン』『チゼータ』という他国のキャラが新たに登場します。
各国のリーダーにはそれぞれ思惑があり、セフィーロの『柱システム』を我がものにすべく侵攻を開始していました。
セフィーロも『柱』を失ったことで地形を保てずボロボロ状態。
とはいえ国外の人間が『柱』に選ばれてしまうと、戦うまでもなくたちまちセフィーロは他国のものになってしまうため、クレフたちは侵攻される前に一刻も早く新たな『柱』を見つけなければと考えていたのです。
光たちは魔法騎士としての役目を終えたゆえ、もう新たに戦う理由はなかったのですが―――……
セフィーロの為に、自分たちの気持ちに決着をつける為に。
彼女たちはもう一度戦いの中に身を投じる覚悟を決めたのです。
ランティスとイーグルの目的
2部の重要人物といえば、ランティスとイーグルですね。
ランティスはザガートの弟であり、イーグルはオートザムのリーダーです。
2部はこの2人が核となって物語が進行していると言っても過言ではありません。
ランティスはこれまでオートザムに滞在しており、エメロード姫の消滅と同時にセフィーロに戻ってきたという設定なので1部には一切登場しません。
ザガートの弟であるため、戻ってきた当初はザガートを消滅させた魔法騎士を恨んでいるのか?などと憶測が飛び交いましたが……
真の目的は、『柱システム』そのものと魔法騎士の伝説終わらせるため。
セフィーロにいた頃のランティスとザガートは『柱システム』に疑問を抱いていたのです。『柱』はこの国の平和を支えるための犠牲でしかないと……。
一方、イーグルは最後まで隠し通していましたが、実は重い病に侵されていました。
命が完全に尽きるわけではないものの、眠ったままになって最終的に体の全ての機能を停止させてしまう病気。
残された時間が少ないと実感したイーグルは、
セフィーロの住人を隣国に移し、自分が『柱』となって自らと共にセフィーロを眠りにつかせ、二度と悲劇を繰り返さないようその歴史を終わらせることを願い侵攻を開始していたのです。
自分の死を懸けてまで誰かの犠牲なくして成り立たない『柱システム』及びセフィーロの歴史を終わらせたかったランティスと、
自分を犠牲にしてまでランティスを始めとした大切な人を守りたかったイーグル。
モコナの秘密
1部から光たちの旅に同行していたモコナですが、その正体を知らない方は少なくないでしょう。
アニメ版では正体が明かされずマスコットキャラクターとしての扱いを受けていたモコナ。
しかし原作では驚くべき正体が明かされます。
その正体はなんと、世界の『創造主』!
レイアース上ではセフィーロだけでなく、地球やその他の世界もぜーんぶモコナが創り出した設定になっています。
モコナはまず地球を含む世界を創りました。
しかしながら、戦争を繰り返したり環境破壊をする地球人に嫌気がさしたモコナは、一人の『意志』がすべてを決める世界『セフィーロ』を新たに創ったのです。
創造主・モコナと新たな『柱』
モコナによって柱候補として選ばれ、試練を受けることになったのはなんと光とイーグルの2人。
しかし『柱』として選ばれるのはただ一人だけであり、選ばれなかった方はそのまま消滅してしまうとモコナは言います。
イーグルの「自分を犠牲にしてでも大切な人を守りたい」という意志も非常に強かったのですが、
光の「自分を犠牲にする方法はエメロード姫と同じ。それでは残された人間を悲しませてしまう。もう誰も悲しませたくない、後悔はしたくない」という気持ちがイーグルに勝り―――……
なんと光が次の『柱』に選ばれることに!
光はイーグルを連れて帰ろうとしますが、資格を失った者は帰る道を通れません。
このままでは2人とも消滅。
イーグルは帰っても長くは生きられないゆえ、光だけでも元の世界に帰そうとします。
しかし光は、「たとえそうであっても、大切な人や自分自身のために精一杯最後まで生きなきゃ」と告げ―――……。
次の『セフィーロ』へ
もちろん最終的に、光もイーグルも無事にセフィーロへと帰還します。
『柱』となった光は、柱制度の終わりを望みました。
『信じる心が力になる』というこの世界の理は素敵だけど、たった一人がこの国の全てを背負うのは重すぎるから。
セフィーロは誰か一人のものではなく、セフィーロを愛している皆のものだから―――ーと。
モコナは納得し、新しい別の次元へと旅立っていったところで物語は終了します。
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まとめ
ということでレイアース2部の結末までをざっくりと紹介させて頂きました。
重要な部分だけ再度まとめると以下の通り。
- モコナはセフィーロや地球を作った世界の創造主だった。
- ランティスは悲劇を繰り返さないために『柱制度』を終わらせようとしていた。
- イーグルは重い病に侵されており、自分の命が長くないことを知った上でセフィーロの柱となって共に永遠の眠りにつき、悲しいセフィーロの歴史を終わらせようとしていた。
- 新たな柱に選ばれたのは光。しかし、光は柱制度の存続は望まず、制度を廃止して変化のある新しい世界を求めた。
2部ではランティスやイーグルという主役レベルの新キャラが登場し、重要なポジションを任されていましたが、実はレイアースの中で一番重要なキャラは
白い謎のふわふわ生物、モコナでした!
1部では魔法騎士の旅に同行し、道案内()をしてくれたり便利なアイテムを出してくれたりなどほぼマスコットキャラ的存在でしたが、実はモコナがこの世界の全てを創造したという―――ーあのフォルムからは予想もつかない展開でしたね。
1部は光、海、風の3人がメインでしたが2部はほぼ光が単独主人公っぽくなり、海や風の活躍はやや少なめ。
それに次いでイーグル、ランティスが重要な役割を果たしました。
1部では描かれなかった恋愛模様?も2部では描かれています!
その辺はこの記事に収まり切らなかったのでこちらからどうぞ!
ではでは、ここまでお付き合い下さった皆様、ありがとうございました!
今回はざっくりとした紹介で、メイン以外のストーリーは省略しています。
ぜひこれを機に原作を読んでみて頂けると嬉しいです。
CLAMPの絵柄はいつ見ても美しいですよ!