※本サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介している場合があります
本記事では『FINAL FANTASY VII REBIRTH 生配信及び動画・画像投稿に関するガイドライン 』に基づき、規定の範囲内でゲームのスクリーンショットを掲載しております。
掲載している画像の著作権はそれぞれの著作者・団体に帰属しており、著作権の侵害を目的とするものではありません。
時間がかかりましたがリバースをクリアしたのでぼちぼち感想を。
【FF7リバース】ゲーム自体は買って損なしの良作
総評としては非常に面白く、個人的には高額ながらも買ってよかったと思える作品でした。
まずはシステム含めたゲーム内容の感想から。
ゲームボリューム
大満足。のんびりやってたのもあるけど本編クリアだけで1ヶ月半(70時間くらい)かかりました。
でもまだサブクエやフィールド探索も残ってるので今後もしばらく遊べそうなくらいにはボリュームがあります。
正直前作のリメイクはストーリーも物足りなかったしクエストも水増し感が強くあっという間に終わってしまった点が不満でした。
が、今作はその点完璧に解消されています。
グラフィック面
今作最初の街であるカームもこのレベル
最高。さすがのFF様。
自然や街の景色が美し過ぎて圧巻でした。
しばらく止まって景色を眺めてはスクショ撮ってた
特に街の作り込みが秀逸で、景色を眺めつつモブの会話を聞きながら走り回るだけでも楽しい。
個人的にお気に入りスポットはコスモキャニオン。
リアルグラなのにファンタジー感もしっかりあるところが厨二心に火をつけてくれました。
光の加減でキャラクターの顔が怖くなるときもあったけど、今作これだけ景色の作り込みがエグいので私は全然許容範囲だったかなあと。
もうここまできたらたまに顔怖くなるくらい仕方ない。
でもキャラの細かい部分までスクショ撮りたい人は修正して欲しいって思ってしまうかもですね。
オープンワールド
最高。
私は迷子になりやすいので一本道も嫌いじゃないけど、やっぱり美しい景色を眺めながらプレイヤーの思うまま自由にフィールドを動き回れるのは今作最大の魅力だと思いました。
オープンワールドに惹かれて買った人も多かったのでは?
クエスト、討伐、ライフスポット、召喚獣、探索などなどやれることめちゃくちゃ多いのでフィールド探索してたらあっという間に時間溶けます。
ファストトラベルもローディングなしで快適でした。
ただ、強いていうならパルクールでどこまで行けるのかをもう少しはっきりしてくれたらより良かった。
飛び越えられるのかと思いきや飛び越えられなかったり、登れても降りられなかったり。
グラスランドエリアとかジュノンエリア辺りは地形に高低差がないので特に詰むところもないけど、特にゴンガガエリアとコスモエリアは行きたい場所になかなか辿りつけなくてストレスだった部分も。
ゴンガガだけまだメインストーリーで一回行ったきり。迷子になり過ぎて探索全然できてない、、、
あとマップももう少し詳細だったら助かりました。
バトルシステム
久しぶりにパーティーメンバーを自分で決められたのが良かったです。
長年FFシリーズのパーティーメンバーは固定ばかりだったもの
昔とは違いグラフィックも向上し、容量の関係上パーティーが固定されるのはもう仕方ないことだとは感じていましたが、やっぱりスタメンは自分で選びたいってずっとずーーーっと思ってたんですよ!!
「どのキャラ使ってた?」って友達とよく話してた子供の頃を思い出しました
で、今作はキャラ同士の連携アビリティ・アクションがあるからより様々な組み合わせを試して遊べるのも楽しかった!
一番のお気に入り連携はバレットとエアリスの「スウィートギャングスター」。
2人でサングラスかけてかっこつけポーズ決めて攻撃するの可愛すぎない???エアリスって明るい子だとは思ってたけどあんなにノリもいいんだなwww
バレットの合図に「OKブラザー!」とか言ってたもんなwwwノリノリなエアリスwww
戦闘に関しては前作同様で基本はアクション寄りですが、コマンドを選ぶときは時間の流れがハイパースローになるのでそこまで慌ててしまうこともありません。
アクションとコマンドバトルがうまく融合されててそもそもアクションが苦手な人も無理なく楽しめるし、アクション特化で楽しみたい人はショートカットキーを使えばよりそれっぽく戦えます。
ミニゲーム
すいません、、、これに関しては簡単で楽しいものと難しくて詰んだものと両極端でした。
ミニゲーム、おそらく会議でいろんな案を出して試行錯誤して、ユーザーに楽しんでもらおうとスタッフが頑張ってくれたんだろうと思うのですが、、、。
それが伝わるからこそ、すべてのミニゲームを楽しみたいからこそミニゲームに難易度を設定してほしかったです。
ガチで今からでもアプデでEASYモードくれないかしら、、、そしたらもっとサラッと終わってストーリーの進行を妨げず楽しめたのかなあと。
ピアノ、チョコボレース、式典パレード辺りのミニゲームはすごく楽しかったですが、ごめんけどフープデチョコボとランワイルドは難しすぎて完璧詰んだしほぼストレスでしかなかった。
本当にごめんなさい、、、でもランワイルドは酔って仕方なかった
本編で強制させるならマリ〇パーティくらいルールがわかりやすく簡単なものならノンストレスだったのかも、、、。
音楽
言うまでもなく最高でした。
特に今作の主題歌である「No Promises to Keep」はヤバい。あれはダメだ泣かせにきてる聴いてるだけで胸にこみ上げてくるものがある。
最初トレーラーでエアリスの歌唱シーンを見たとき「え、キャラソンぽくない?その歌姫設定いる??」て思ったけどその違和感もぶっ飛ぶくらいの素敵な曲でした。
神々が集って作った曲なんだもの最高以外の何物でもない。
この曲は野島さんが特定の誰かに宛てた曲ではないと言っていたので、大前提としてそれぞれ聴いた人が感じたままに受け取ればOKでしょう。
上記のテイで私個人はクラウドとエアリスの出会いから現在に至るまでの関係性にビタで合ってるなと感じましたので2人を想像しつつこの曲を聴き、チャプター14以降はまんまと泣かされました。
高額なのがやっぱりネック
ソフトもPS5本体も高いから誰しもが気軽に手に取れないのはネックですね。
おそらく待ちに待って発売日に購入したのって往年のFF7ガチ勢くらいで「ちょっと興味あるかも」程度な野良の人がソフト+本体に8万も出さないと思う。
だから分作の2作目でPS5専売というハードル抱えてる分売上が前作より落ちるのはそらそうでしょう、と。
せっかくの良ゲーなのにプレイできる人が限られているのももったいない。
普段あまりゲームはしないけどリメイクのためだけにPS4本体買った人は泣きたいでしょうね、次はPS5かよって、、、。
プレイしたらこのボリュームをPS4に収めるのは無理だったなってわかるんだけど、お財布的に厳しいのは間違いない。
しかもPS5はPS4よりもずっと高いんだよなあ、、、
私も最終作がPS6で発売になったらさすがに様子見するわ。
【FF7リバース】ストーリー・キャラクターについて
次にストーリーとキャラについての感想を。
メインストーリー
かなり良かったです。複雑なので初見殺しだし「?」と思わざるを得ない部分もあったものの、全体的には面白くて続きが気になりました。
基本的なキャラの役割はおおむね原作に近く、リメイクで感じた不安も一旦は払拭されましたね。
でもまだ最終作で何が起こるか分からない不安はあるぞwww
ちなみにエアリスの運命についてどちらにも取れるよう曖昧に終わらせた形は想定内です。
そこは謎として残したまま最終作に繋げるよね〜って思ってた思ってたァ!!!
キャラクター
多少動きに平成初期みを感じさせる部分もあったけど、相変わらずFFキャラはみんなイケメン美女でご馳走様だし、バトルモーションかっこいいし、、、なんですが。
今作、動物キャラ可愛すぎませんか(モーグリ除く)。
ナナキもクラピヨもチョコボも全部可愛いけど特にケット・シーが鬼の可愛さ。推せる。
見た目の質感もモフモフで可愛さUPしてるし、ネコらしい動きも耳が感情に合わせてぴょこぴょこするのも全部愛くるしいし、胡散くさい関西弁も何もかも全部可愛い、、、。
リバースのケット・シーは破壊力抜群です、可愛いのかたまり。
この女しばらく可愛いしか言ってないぞ
中の人がFF10のアーロンさんと一緒と聞いて驚愕してます。
てかモーグリだけなんでこの顔になったんだろう、、、かわ、いいのか?
糸目の丸っこいフォルムイメージなのでリバースのリアル顔のモーグリ解釈違いで笑ったwww
あとは声と表情て大事ですねって改めて思わされました。
同じセリフ取ってもテキストで読むだけと表情+声付きで見るのとではこちら側の受けた方がまるで違うし、ストーリーが進むにつれ、キャラの心境が変わっていく様がよくわかる。
心境の変化がわかりやすいのはやはり主人公のクラウドですね。
同じ笑うという表現一つとっても、リメイクのときはカッコつけて笑ってたのにリバース終盤ではすごい自然な笑顔で微笑むような変化があったり。
これはカクカクポリゴンでは表現しきれなかった
声の雰囲気もリメイク序盤は割と仲間に対してツンケンしてたのに優しくなっていったり、と思いきやセフィロスに操られて狂人になったときはシンプルに嫌な奴になって怖かったし、
あれは表情と声優さんの演技力がなければ成り立たないことだなと強く感じました。
好感度システム
FF7といえばこれでしょう。
原作のときはお遊びとして受け入れられたけど、解像度が上がった今あっちにいい顔こっちにいい顔してるクラウドとか大丈夫そ?ドロドロ昼ドラ展開になるから好感度システム無くしちゃうのかも?なんてリメイク発売の頃は思ってましたが
公式はやりきってくれたぞwww
うん、ルートによってはクラウドが正式にハイパー二股男になっててどういう感情で見ればいいか分からなくなることもwwwリアルグラなぶん余計エグいwww
でも公式も好感度システムによるデートイベントは完全お遊びでメインストーリーとは切り離してお楽しみくださいと言ってるので、アレはアレ、コレはコレ、で切り離して考えておくべきなのかも。
だってティファの最上級デート見てから本編突入したらチャプター14でだいぶ辻褄合わなくない??
デートでティファとキスしたってのに終盤完全にエアリスと2人の世界入っちゃうクラウドなんて繋ぎ合わせて見てたら感情迷子になるわ。
スクリーンタイムの平等
今作は両ヒロインの出番を平等にしているとのことで、その辺はゲームをプレイしてても察しました。
どうしてもメインストーリーの星をめぐる話においてはエアリスが主体になってしまうから、それに合わせて原作では後半まで影の薄かったティファを映すシーンをリバースでも増やしたのでしょう。
女性3人が一緒にいるシーンでは基本ティファが中心にいることが多く、クラウドとの共闘ムービーが今作も複数あったのはそういう大人の事情と認識しています。
これはなぁ〜〜〜、、、そもそもなんで平等にする必要があるのかっていう疑問。
ここはリメイクから変わらずだな、と
本来キャラの役割によってスポットが当たる回数に差が生まれるのは当たり前のことでして、無理にねじ込めばねじ込むほど原作を知っているプレイヤーは違和感を覚えるのではないでしょうか。
特にゴンガガ〜コスモキャニオンのウェポン関連は正直唐突すぎて色々気になってしまったし、公式がティファをメインストーリーに組み込みたいんだろうなって感想が最初に出てきてしまいました。
3作目に繋がる伏線として今回ウェポン×ティファのストーリーを入れたんじゃないかと踏んでる
彼女が大活躍するのは物語の後半なので本来であれば次回作でしょう。
次はエアリスがパーティーから離脱してるためスクリーンタイムは圧倒的ティファ多めになるはずですが、、、。
それとも次回作もエアリスティファを平等にする予定があるから今回こうなったのか?とも考えられますが、おそらくンなこたぁないでしょうww
個人的にセフィロスを中心にクラウドとザックス、エアリスとティファが並ぶ告知ポスターもヒロイン平等の一環なのかな~~と。
最初見たときは正直ザックスにも違和感ありました。
が、プレイするとリメイクシリーズの鍵を握る裏主人公ともいえる重要な役割を果たしてるっぽいので、なるほどリバースの内容とリンクした告知ポスターにちゃんとなってるんだと納得できたんですね。
しかしながらティファがエアリスの横に配置された違和感はプレイ後も拭えず。
なぜか?と言えばヒロインの一人だから、が理由なんでしょうけど、ストーリーから考えてセフィロス、エアリスと並び立つのはティファではなくクラウドではないのか?と思うんですよ。
主人公×セトラ×ジェノバの関係性でね
クラウド×ティファ×セフィロスのセットならまだ「セフィロスがティファを使ってクラウドに揺さぶりをかけている」という展開もリバースにあったのでわかるんですが、、、。
エアリスが重要キャラで告知から外すことはできないけど、スクリーンタイム平等の法則からティファを配置しました感があって、実際あの中で彼女だけが浮いていた。
とりあえずWヒロインだから並べてみましたみたいな雑な扱いをされているように感じて、なんだかティファが気の毒に思えました。
もちろんファンの声を考慮してるのもあるんだろうけど、、、
クラウドのヒロイン
公式は今作もうまいことどちらにも取れるような表現を入れて、全てのカップリングファンに配慮してるな、と感じました。
そもそも原作ではクラエアもクラティも存在します。
このブログはどの記事も一貫してこのスタンスですよ
エアリスを想い続けながら約束の地を探すクラウドも、ティファと共に生きていくクラウドもどちらもプレイヤーの好きに想像して終われたのが原作でした。
個人的にはリメイク初見の頃はティファ一択で進めるのかもしれないと思っていたものの、2周めやアルマニを読むにつれて「もしかするとリメイクシリーズって実はエアリスの方にフラグ立ててるのでは?」と考え方が変化したんですよね。
詳しいことは↑の記事にまとめてます。
で、そのフラグはリバースでも健在だったというか、公式はクラウドとエアリスの特別な絆が築かれる過程を今回見せたいんだろうとメインストーリーを追ってて感じましたし、
エアリスの好感度を上げて進めた方が自然でクラウドの感情に矛盾がなく、物語に没頭できるなあとも思いました。
おかげでラストはクラウドばりに号泣してしまったわ
ただ、これはあくまで私個人がそう感じただけで。
ティファが好きな方は「リバースは圧倒的クラティだった」とも言っていたし、前述の通りどうとでも解釈できるような表現や好感度による分岐があるため、人によって見え方が変わるのでしょう。
これまでクラウドってまるで恋愛禁止アイドル並みの、他ナンバリングの主人公に比べて恋愛要素は限りなく排除されてるようなイメージあったんですが、リバースですっかり解禁されたのが予想外で。
FF7がいくら恋愛メインの話ではないとはいえ、物語やキャラを掘り下げていく上で必要な描写になったのかもしれません
ここまで恋愛解禁されたので、もしかすると公式はそろそろ最終作で何かしら一つの結論を出すつもりなのかもしれません。
必ずしも恋の成就だけがそのキャラにとっての幸せな結末だとは考えない派なので、どんな形でも物語の破綻がなく納得する終わり方であれば、仮にどちらかのヒロインがクラウドと別の道に進んでいくのもありかな〜とは思うんですけどね。
でも、片方のファンをぶった斬ることは絶対しないだろうから(ビジネス的に)、一応本編で結論出しつつもまた好感度分岐で解釈が分かれる〜みたいなことはしそうだなwww
せっかくリメイクシリーズで複数の世界線が存在する都合のいい設定も追加されましたしねwww
最後に
ということで今回はリバースクリア後の感想をまとめました。
色々と思うことはあるものの、全体的にはいいゲームでストーリーも面白く買うかどうか迷っている方はぜひお勧めしたいです。
値段が高くPS5専売かつ分作の2作目だから売り上げもリメイクを超えられてないけど、中身に問題があるからではないと私自身は感じました。
むしろPS5持っててFF7好き&興味あるなら絶対やった方がいいです、あの世界を自由に走り回れるなんて最高すぎるよ。
あんな複雑でボリュームのあるストーリーをリバースでまとめてきたのもシンプルに凄いし。
正直リメイクの時点で伏線張りまくってて最終作で無事着地できるのか不安だったもんなあ
最終作に向けてどんなストーリーが展開されるのか今から楽しみです。
では、ここまでのお付き合いありがとうございました!
本サイトに記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
© SQUARE ENIX
CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA / ROBERTO FERRARI
LOGO ILLUSTRATION:© YOSHITAKA AMANO