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ブログで大事なのは「直帰率」よりも「滞在時間」だった話【伸ばすコツも解説】

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悩む人
悩む人
最近ようやくアクセス数が増え始めたのですが、アナリティクスの直帰率が80%を超えています。直帰率が高いのはブログの質が低く、読者が満足しなかったせいですか?このままだとGoogleからの評価は下がってしまうのでしょうか

このような悩みにお答えします。

本記事の内容
  1. 直帰率が高くてもいいのはなぜ?
  2. 「ポジティブな直帰」と「ネガティブな直帰」とは
  3. 「直帰率」よりも「平均ページ滞在時間」が重要な理由
  4. 「平均ページ滞在時間」を伸ばすコツ

結論から言うと、一概に「直帰率が高い=ブログの質が低い」とは言い切れません。

なぜならアナリティクスでは「ポジティブな直帰」と「ネガティブな直帰」が混在しているため、数字だけで判断することは難しいからです。

 

直帰率ばかり注目しがちですが、実は本当に重要で気にするべきは「平均ページ滞在時間」の方なんです。

平均ページ滞在時間はユーザー満足度に直結しているため、極端に短いとなるとGoogleの評価を落としてしまう恐れも…。

 

本記事では平均ページ滞在時間を伸ばすコツも解説しています。

滞在時間が伸びればGoogleからの評価もUPですよ!

直帰率は気にしなくてもOKです

直帰率の定義はそもそも何なのか。

Googleアナリティクスのヘルプページによると、

直帰とは、サイト内の 1 ページしか閲覧されなかったセッションのことです。

引用元→Googleアナリティクス ヘルプページ

このように明記されています。

 

つまり直帰率とは

ブログに訪問したものの、他のページを全く見ずに該当ページだけを観覧して離脱してしまった訪問者数の割合

を指しているんですね。

 

例えば直帰率が80%だとしたら、10人中8人が検索でたどり着いたページしか見ずに離脱していることになります。

これって一見なかなかにイカつい数字ではありますが、直帰率が高いからといって変に気に悩む必要はないんですよ。

直帰率だけで読者の満足度はわからない

直帰率が高いと、あまりいいイメージを持てないかもしれませんね。

しかし、冒頭でもお伝えした通り、直帰率には「ポジティブな直帰」と「ネガティブな直帰」が混同しているため、数字だけで読者の満足度を測ることはできないからです。

 

例えば。

  1. 検索でたどり着いた該当の記事を最後まで読んだら悩みが解決したので満足して離脱した
  2. 記事が読みにくいor求めていた内容と違うorつまらないから離脱した

どちらの場合も同じく1ページだけ読んで帰ったケースですが、①と②では読者の満足度は違いますよね。

どちらがポジティブな直帰なのかは明らかです。

 

このように、単純に記事に不満を持って離脱した読者だけでなく、満足したがゆえに1ページだけで帰ってしまった読者もいるため、ブログにおける「直帰率」は重視してもあまり意味がないんです。

ブログの平均ページ滞在時間が重要な理由とは

直帰率があまり意味をなさないのなら、一体何を基準に読者の満足度を測ればいいの?という話になります。

単刀直入に言いますと、ブログの場合は直帰率よりも「平均ページ滞在時間」を重視しましょう。

平均ページ滞在時間とは

特定のページを観覧した時間のこと

引用元→Googleアナリティクス ヘルプページ

であり、つまりは文字数に対して

  • 滞在時間が長い→記事を最後まで読んでくれている可能性が高い
  • 滞在時間が短い→記事がほとんど読まれていない

このように考えることができます。

平均ページ滞在時間の目安

読む速度は人によってまちまちですが、サクッと流し読みされることの多いブログ記事では、おおよそ読むのに2,000文字で約3分くらいかかると言われています。

私の記事は平均文字数が5,000文字前後なので、平均ページ滞在時間が6分20秒ならそこそこ読んでもらえているかなあといった印象でしょうか。

 

もちろん読まれたからと言って読者が本当に満足したかどうかは本人しかわからないことですが、

少なくとも「読む価値のない記事」とネガティブな印象を与えていないことだけは判断できます。

つまり、平均滞在ページも一緒に見ることで「ポジティブな直帰」だったのか「ネガティブな直帰」だったのかをある程度見極めることができますね。

平均ページ滞在時間を伸ばすコツ4選

平均ページ滞在時間を伸ばすコツは以下の通りです。

  1. 装飾を使って読みやすい文章にする
  2. 読者の検索意図を意識して記事を書く
  3. 文章は結論から書き始める
  4. リード文を手抜きしない

一つずつ解説しますね。

Ruka
Ruka
どれも私が実践している方法です。これらを気をつけることにより実際に滞在時間は伸びているので、試す価値は大いにアリですよ( ´ ▽ ` )ノ

①装飾を使って読みやすい文章にする

読者を即離脱させないためには「読みやすい文章」を心がけましょう。

装飾や改行がなく、延々と文字が続く真っ黒い記事はどんなに内容が充実していても即離脱される可能性が高くなります。

 

検索して該当ページにたどり着いた時、記事内にみっちりと文章が並んでいたらあなたはどう感じますか。

Ruka
Ruka
私なら目が滑って即離脱します

本とは違い、Webの記事は欲しいところだけつまみ食いしたいのが読者の本音。

どこに何が書いてあるのか分からない、文章だらけの記事は読む気がなくなってしまうんですね。

 

読みやすい記事を書くなら、以下の点を意識してみてください。

  1. 1~2文ごとに改行を入れる
  2. 1つの文はなるべく短めに。区切りのない長い文は読者が疲れる
  3. 適度に画像を挿入すると読者の箸休めになる
  4. 漢字とひらがなをバランスよく。漢字だらけは読みにくい
  5. 大事なことはマーカーやボックスを使って強調する
  6. カラフルすぎな記事も目が疲れるのでNG
  7. マーカーの彩度は低めが◎
Ruka
Ruka
大事なのは「読者ファースト」。どうすれば読者を疲れさせずスムーズに完読してもらえるのか、を常に意識して記事を書きましょう

②読者の検索意図を意識して記事を書く

ページ滞在時間を伸ばすには、「読者が何を知りたくて検索したのか」という検索意図を意識しなければなりません。

例えば、

タイトルには「夏までに5kg落とす方法」と書かれているのに、開いてみたら全然違う内容の記事だったらどうでしょうか。

読者はすぐに「ここにはほしい情報がないな」と判断し、離脱して他の記事に行ってしまいますよね。

 

このように、せっかく検索でたどり着いてくれた読者を即離脱させないためにも、読者の求める情報を提供するのはとても大事なことです。

読者の検索意図を知るためには、まず実際にキーワードを入力して表示された上位5記事ほどをざっくり読んでみましょう。

 

なぜ他人の記事を読むことが読者の検索意図を読み取ることに繋がるのかと言うと、

上位記事=Googleから評価された正解記事

だからです。

Googleは読者に有益な情報をもたらす記事を評価します。

よって、上位に表示されている記事はおおよそ読者の検索意図に沿った内容だと言えるんですね。

 

実際に評価を受けている記事がどんな内容を書いているのか。

これを分析することで、読者の検索意図は見えてくるはずです。

③文章は結論から書き始める

滞在時間を長くしたいからといって、結論を後回しにするのは逆効果。

まずは本文で「一番言いたいこと=結論」を先に書きましょう。

 

読者は「この記事を読むと悩みが解決するのか否か」を冒頭ですぐに知りたくて仕方がないせっかちさんなわけです。

にもかかわらず、結論が見えずダラダラ本文が続いたらまず飽きて即離脱されてしまうことでしょう。

タダ読みできる記事は他にいくらでもあります。

結論が見えない記事に時間を使うくらいなら、サクッと解決してくれる記事に移行したくなるのが心情ってもんです。

本文はPREP法を使う

本文は以下の順番で書くのがおすすめ。

  1. 結論(Point):●●は□□です。
  2. 理由(Reason):なぜなら、~~だから。
  3. 具体例(Example):例えば▲▲、××です。
  4. まとめ(Point):だから、~~です。

頭文字を取って「PREP法」と呼ばれており、文書やプレゼンを行う時に用いられる文章構成方法の一つです。

PREP法を使えば、誰でも要点をつかんだ分かりやすい文章校正にすることができます。

一つの結論に対して理由をあげ、さらに具体例をいくつかあげることでより説得力をつけることができますね。

 

PREP法を意識しながら記事を書けるとベストですが、いきなりは難しいので、まずは上手い人のブログ構成を真似てみるところからスタートするのもOK。

検索上位に表示されている、読みやすいと感じる人のブログはどんな文章構成になっているのかじっくり研究してみましょう。

④リード文を手抜きしない

ブログの離脱率は、冒頭のリード文(書き出し)で読者を惹きつけられるかどうかにかかっているといっても過言ではありません。

なぜなら読者はリード文を読んで「離脱するか否か」を決めてしまうから。

 

リード文で惹きつけられれば読者は本文を読んでくれるので滞在時間は長くなります―――……が。

冒頭をミスって「この文章、ちょっと読みにくいなあ……」なんて思われてしまうと、即離脱こそされなくてもその後の本文に対する印象は良くないまま。

読みにくい文章は読者にとってもストレスなので、結局は離脱につながります。

 

リード文では、記事のターゲットを明確にし、本文を読むことでどんなメリットを得られるのかを簡潔に伝えることが大切です。

要はリード文で「この記事の対象者って私じゃん!私のこと、分かってくれてる!!」と、読者に思ってもらう必要があるということですね。

 

リード文は記事にたどり着いた読者のほぼ全員が読む場所。

人の第一印象が3秒で決まるのと同じで、ブログも最初の15秒が勝負だと言われています。

本文に力を入れるあまりリード文は手抜きがちになってしまう人が多いですが、それは非常にもったいない。

 

ぜひ一度時間をかけて作り直してみましょう。

【最後に】

本記事では直帰率よりも平均ページ滞在時間を重視すべき理由を解説しました。

まとめると、

  • 直帰率だけでは読者の満足度は測れないのであまり意味はない
  • 平均ページ時間滞在時間が長いほどじっくり記事を読んでもらえている(=このことから読者の満足度がある程度分かる)
  • よって、平均ページ滞在時間の方を重視すべき。目安より短いなら改善が必要

このようになります。

 

平均ページ滞在時間を伸ばすコツを再度まとめると以下の通り。

  1. 装飾を使って読みやすい文章にする
  2. 読者の検索意図を意識して記事を書く
  3. 文章は結論から書き始める
  4. リード文を手抜きしない

 

本記事のコツを参考に滞在時間を伸ばして、Googleからの評価もぐんぐんUPさせちゃいましょう( ´ ▽ ` )ノ

ということで今回は以上です。

最後までお付き合いありがとうございました。