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【ミステリと言う勿れ】謎の美女ライカって誰?彼女の正体は?【ネタバレ】

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大人気漫画『ミステリと言う勿れ』に登場する謎の美女ライカ

物語を通して何度も登場するキーパーソンの一人なのですが、本編で多くを語らない彼女の正体が分からない!ライカって何者なの!?と思っている方も少なくないでしょう。

 

そこでこの記事では整とライカの関係をまとめ、さらに彼女の正体について解説しています。

ストーリーの核心に迫る盛大なネタバレが含まれていますので先を知りたくない方はご注意下さいませ。

【ミステリと言う勿れ】久能 整とライカの関係

画像引用元⇒『ミステリと言う勿れ』第4巻 P188より ©田村由美/小学館

 

ライカの初登場は原作の第4巻

土手から転げ落ちて検査入院する羽目になった整は、ひょんなことから入った病院内の温室で床に書かれた謎の数字の暗号文を発見します。

画像引用元⇒『ミステリと言う勿れ』第4巻 P160より ©田村由美/小学館

 

先日別の入院患者からもらった『自省録』をヒントにしてその暗号と解いた整が出会った女性こそがライカでした。

とある病気が原因で長くこの病院に入院しているというライカは、自分の代わりに動いてくれる人を探していたのです。

違和感に気付いて行動する、でもそれをすぐ人に喋ったりしない人を。

あちこち仕掛けを施していたところで引っかかったのがだったという訳ですね。

 

整とライカは次第に仲良くなり、様々な事件を共に解決するだけでなく一緒に初詣に行ったり美術館に行ったり焼き肉を食べに行ったり(ライカはタイミングを見計らってこっそりベッドを抜け出しています)。

そんな仲の良い2人ですが、ライカは整に言います。

「春になる頃には 私はこの世にはいないけどな」――――と。

【ミステリと言う勿れ】ライカの正体

結論からお話すると、

ライカは解離性同一性障害

という病気を患っており、長く入院していたのです。この病気はかつて多重人格と呼ばれた病気だそうです。

ライカは話の端々で”妹の千夜子”がいることを整に話していました。

春になれば自分はこの世からいなくなってしまうから、今後ひとりぼっちになってしまう千夜子のことを彼女はずっと気にかけていたのです。

 

そんな中で、整は偶然にも病院内で千夜子に遭遇します。看護師に車椅子を引かれ、散歩をしていた千夜子。何とその顔は、驚くほどライカに瓜二つでした。

その人のお姉さんと知り合いなんです―――……と思わず看護師に話しかけた整でしたが、「この子に姉はいませんよ」と言われてしまい戸惑いを隠せません。

 

その足でライカに会いに行き、千夜子のことを話した整。するとライカは言います。

「私たちは双子じゃない。この世に存在するのは千夜子だけ。千夜子は解離性同一性障害で私は千夜子の別人格だ。」

と。―――そう、ライカと千夜子は同一人物なのです。

 

ライカ=千夜子は、幼い頃から父親から激しいDVを受けていました。父親が愛するものは『ライカのカメラ』ただ一つで、妻と娘のことはサンドバッグのように扱っていたのです。

父親の暴力から毎日耐えて耐えて耐え抜いて、我慢の限界が達した時に生まれたのがライカという別人格でした。

この人格は千夜子の痛みを引き受けるためだけに生まれてきた存在なのだとライカは語ります。

それ以降も千夜子の中にはどんどん新しい人格が形成されていきました。千夜子が自殺を図ろうとするたびに別人格が表に現れ、それを阻止していたのだと言います。

 

それからしばらくして千夜子の両親は亡くなり、今の病院に入院することに。入院してから少しずつ別人格は統合されて消えていき、今残っているのがライカの人格ただ一人だけ。

彼女が整に告げた、”春になる頃にはもう私はこの世にいない”……それの本当の意味は、

 

春になれば自分(ライカ)も千夜子に統合される。そういう約束を担当医としている

 

だったのです。

ライカの両親は?

ライカ=千夜子の両親は亡くなっていますが、恐らく火事で亡くなったものだと推測されます。

 

原作第5巻では虐待される子供たちを救おうとする天使のエピソードがありました。

親を殺して欲しいと願う子供が家の壁に天使を呼ぶ炎のマークを描けば、そこに”天使”が現れて火事を起こし両親を事故に見立てて殺害してくれるという話です。

この話では親を失った子供たちは誰も幸せになっていなかった、虐待から逃れられても親を失った子供たちはまた別の苦しみを背負うだけに過ぎなかった…というのが結末なのですが、

実はライカもかつてこの”天使”を呼んだことがあるのです。

 

整に動いてもらい、”天使”と名乗っていた男に再会することができたライカ。

他の子供たちは誰も”天使”に感謝はしませんでしたが、ライカだけは彼に感謝の言葉を述べたのです。

画像引用元⇒『ミステリと言う勿れ』第5巻 P186より ©田村由美/小学館

「感謝する 君の火に助けられ 苦痛は過ぎ去り 私は喜びに満ちている」

 

これ以上の具体的な描写は原作にありませんが、”天使”の起こした火事によってライカの両親は亡くなり、それを機にライカは入院し虐待の苦痛から解き放たれたと考えられますね。

この時初めて整はライカが虐待を受けていたことを知ったのです。

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まとめ

ということでこの記事では整とライカの関係、そしてライカの正体をネタバレしました!

再度一覧でまとめるとこちら。

  1. ライカと千夜子は同一人物
  2. 千夜子は解離性同一障害を患っており、ライカは千夜子の別人格
  3. 千夜子はかつて父親から虐待を受けており、苦痛から逃れるため生まれたのがライカという人格
  4. ライカはたくさん生まれた千夜子の人格の最後の1人。春になればこの人格も千夜子に統合されてなくなってしまう

これがライカの正体…というよりは真実と言った方がいいかもしれません。

ライカとして知り得たことは千夜子に統合されてしまえばなくなってしまいます。よって、仲良くなった整のことも春になれば何もかも忘れてしまうんですね。

とっても切ないです。

原作での季節は現在冬。あと数ヶ月でライカはいなくなってしまいますが、2人の関係はどうなってしまうのでしょうか。

今後も見逃せない展開が続きますね。

 

それでは最後までお付き合いくださりありがとうございました!