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【FF7】タークスとエアリスの不思議な関係性【本当に敵同士?】

この記事ではFAINAL FANTASYⅦ REMAKE及び関連作品のネタバレを含みます。FFⅦ作品全てにおいて未プレイの方はご注意願います。

ゲーム本編ではエアリスの行動監視を行っているタークスのメンバー。敵側ながら魅力的なキャラクターが多く、現在も高い人気を誇っています。

この記事ではタークスとエアリスの不思議な関係性を考察!特に主任のツォンはエアリスに特別な感情を抱いている!?などなど、タークスの気になるところを徹底深掘りしちゃいます!

【FF7】タークスとは

神羅カンパニー総務部調査課。通称タークス。特殊任務を専門とする少数精鋭部隊です。

本編で中ボスとして登場する回数も多く、プレイヤーの印象に残っているのは主にレノルードではないでしょうか。ツォンはレノ達に指示を出しまとめる主任の立場にあるため、事務仕事も多く現在は戦いの場にでることは少なくなっています。

また、リメイクには登場しませんでしたがタークスにはもう一人イリーナという女性メンバーがおり、七番街の抗争でレノが負傷した一報を受けてメンバーに抜擢された新人さんです。彼女も人気女性キャラクターですので間違いなく次回登場するでしょう。

 

リメイクではエアリスの監視役をしていましたが、他にもソルジャー候補のスカウトや諜報活動、敵対者の暗殺などの汚れ仕事をやることも。

そんなところから”神羅の犬”と揶揄されるタークスですが、別に彼らは会社に対し陶酔しきっているわけでは決してありません。

 

あくまで仕事だから

 

というスタンスで任務を遂行しています。

作中でもクラウド達とは敵同士ですが、それは仕事の立場上そうなっているだけ

特にレノはその意識が強く、仕事の時は受けた任務を完璧に遂行する一流のエリートですが、休暇には仕事を一切持ち込まないという公私の切り分けを徹底しているタイプです。

このことからも、

 

彼らそのものの人間性が”悪”ではない

 

ことが伺えますね。仕事とはいえ、汚いこともやってしまっていますから善人とは言い難いです。

しかしリメイクでは上層部からの非情な命令に苦悩するシーンも描かれたことから、タークスのメンバーそれぞれが冷酷で無慈悲な人間ではないことが読み取れます。

こういう人間くさいところもタークスが人気キャラの所以なのでしょう。

戦う会社員タークスは強い?

先にお伝えしますと、タークスのメンバーはいわゆる普通(?)の企業に所属する会社員です。実験によって強化された肉体を持つわけでもない、生身の人間です。

が、作中は幾度となくクラウド一行の前に立ちはだかっては互角に戦います。

クラウドはソルジャーではなかったとはいえ、ジェノバ細胞で身体能力を大幅に強化された身。そのクラウドと渡り合うとは

 

タークス戦闘能力高過ぎ

 

と言えるのではないでしょうか。ソルジャーは階級に違いはあっても全員ジェノバ細胞を体に埋め込まれた改造兵士です。だから並みの人間よりは間違いなく強いです。

派生作品なども含めた近年の認識としては、ソルジャー(特に1st)への道は狭き門であり、ごく一部の限られた人間しかなれない設定です。クライシスコア本編でクラス1stだったのはセフィロス含めてたった4人でした。

しかし、原作では終盤雑魚モンスターとして普通にわらわらとソルジャークラス1stが登場するんですよね……。

ついでにいうと2ndも3rdも序盤~中盤にエネミーとして登場します。ゲームで戦った感覚だと、正直どの階級のソルジャーよりも

 

明らかにタークスの方が強くて面倒くさい戦闘を強いられます。

 

原作ではかつてクラス1stだった人間は全員抜けてしまっているので、もしかすると人員不足により2nd以降から穴埋め的に繰り上がり昇格したのかもしれません。結果、現在のソルジャーの質が以前よりも下がってしまった、と。

セフィロスたち元ソルジャークラス1stの実力が抜きんでているのは言うまでもありませんが、それ以外ならタークスの方がゲーム上断然強いですね。

個人的にはセフィロス達には遠く及ばないものの、現クラス2ndに匹敵またはそれ以上の実力がタークスにはあるのではないかと思います。

【FF7】タークスのメンバーとエアリスの関係性は?

本編では何かとクラウド一行に接点のあるタークスですが、中でもエアリスとはより深く関わっています。

古代種であるエアリスは神羅が独自に解釈した魔晄の溢れる場所=”約束の地”に案内してくれる存在として、日頃からその行動をタークスに監視されていました。

そんなタークスとエアリスはどのような関係を築いていたのでしょうか。

レノ

クラウドがエアリスと再会した直後、彼女を神羅に連行しようと現れたのがレノでした。

クラウドにボディガードを頼みレノから逃げようとするとエアリス。

原作のレノは比較的荒っぽく彼女を捕獲しようとし、同行した一般兵が銃を向けてしまいエアリスが屋根裏から落下しても「やっちまったかな、と。」という感じであまり抵抗がない雰囲気を出しています。

結果、脱出に成功したクラウドとエアリスに

「(タークスは)ウラじゃ汚いことをやっている。スパイ、殺し屋……いろいろだ。」

「そんな顔してるね。」

 

と言われてしまう始末。原作ではお互い顔見知りではあるものの、エアリスはレノにあまりいい印象は抱いていない様子でした。

 

しかしリメイクではやや変更が加えられ、原作では散弾銃を部下に平気でぶっ放させる手荒な男だったレノもリメイクではエアリスを『絶対傷付けてはいけない対象』として捕獲ではなく彼女の保護を目的としています。

神羅はイファルナに酷い仕打ちをして死亡させてしまった反省から、エアリスには約束の地の情報以外を求めない決定をしました。

エアリスを誤って死なせてしまえば、神羅が本当に欲しい情報を二度と手に入れることができなくなるからです。

だからこそ、絶対に傷付けてはいけない。リメイクではプロフェッショナルであるレノのポリシーがより濃く描かれるようになりました。

現に原作では屋根裏に逃げたエアリスたちをしばらく探していましたが、リメイクでは追いかけようとせず「相棒に任せる」と言ってあっさり撤退しています。

 

 

それゆえエアリスもレノに対して原作よりも対応がマイルドになり、レノにトドメを刺そうとしたクラウドを自ら制しています。

行動を監視している連中であるものの、あくまで彼らは仕事上その立場にいるのであって自分に害を及ぼす存在ではないとエアリス自身も認識しているのでしょう。

だから殺す必要まではない、とクラウドを止めに入ったのだと推測できますね。

 

しかしレノとエアリスは他のメンバーに比べてあまり接点がありませんので、関係性は良くも悪くも『監視対象』以上のものは見受けられませんでした。

ルード

レノの相棒、ルードの方がよりエアリスと関わっていると思われる描写がいくつかリメイクには存在します。

 

八番街でクラウドとエアリスが来るのを待ち伏せしていたルード。ルードはクラウドを見るなり、

「エアリス これが”新しい”友達か」

と言います。クラウドに対して”新しい”と出たのは、これはかつてエアリスがザックスと親しかったこともルードは知っているから出た言葉でしょう。

友達とぼかしているけれど、意味合い的には「次の男に乗り換えたのか?」的ニュアンスです。だからこそエアリスは「新しいって人聞きが悪い」とちょっとムッとしたんですね。

 

ルードはエアリスの交友関係をある程度知っている上、任務なのか自宅にも何度か訪れているようでエルミナとも顔見知りです。

エルミナはエアリスのことをいつも心配しており、神羅絡みとあればなおさらです。

しかしクラウドとエアリスが戻ってくる少し前にルードがエアリスの自宅を訪れていますが、エルミナはそのことに対し特に大慌てする素振りも見せません。

なんなら目の前に現れたソルジャーの面影を持つクラウドの方に警戒していました。

このことからエルミナもルードに対しては神羅の人間ではあるものの、話のできる人間だと認識しているのだと推測できます。

さらにエアリス自身もルードのことを悪い人じゃないと言っています。もちろん立場上は監視者とそのターゲットなわけで仲良し!にはなりませんが、ルードの人柄の良さはエアリスにも伝わっているのでしょう。

レノとはあまり話さない印象ですが、ルードとは軽口も叩ける間柄です。

関係性としてエアリスとルードは比較的良好なのだといえますね。

ツォン

エアリスと最も関係の深いタークスと言えばツォンでしょう。

ツォンは本編時点で30歳(リメイクにて判明)とまだ年若いにも関わらず、10年以上タークスとして前線で活躍してきた男。

 

ツォンがエアリスの自宅を初めて訪れたのは彼女が8歳の頃でした。ということはあの頃のツォンは15歳~16歳くらいの年齢だったのでしょうか。

年齢の割にめちゃくちゃ大人びた雰囲気ですね。すでにもうアラサーくらいの貫禄です。というか今と全く顔が変わりません。不老…?

どうでもいい話。その頃すでに現在のような長髪だったツォンですが、その後のCCではやや髪の短い一つ結びになっています。途中で髪を切ったもののやっぱり伸ばしたんでしょうかね。

 

エアリスは日々タークスに監視されてはいますが、教会へ行ったり花を売りに行ったりと比較的自由に外出できていますよね。実はこれ、ツォンのおかげなのです。

かつてイファルナと神羅から逃げ出してきた頃のエアリスは、神羅に居場所を特定されぬよう一時的に偽名を名乗って暮らしていました。

しかし努力の甲斐も虚しくその後神羅(ツォン)がエアリスに協力を求めに自宅に現れたわけなのですが。

また神羅ビルに連れ戻されるのかとツォンに怯えるエアリスでしたが、エルミナは

『エアリスは現時点で約束の地のことについては何も知らない。今後一緒に暮らしている間にそれらしい気配があったらこちらから神羅に連絡するからそれまではエアリスに一切近づかないでほしい』

とツォンに提案しました。

するとツォンはその場で上司に連絡し、この提案を受け入れたのです。これを機にエアリスは神羅の影におびえることなく自由に外出できるようになり、偽名を名乗る必要もなくなりました。

エルミナの提案を独自判断で却下することなく冷静に上司に連絡の上、それを了承するツォン。もしこの場に現れたのがツォンでなかったとしたら、エアリスは今もエアリスとして生活できていなかったのかもしれません。

エルミナも彼のことを「なかなか出来る子だね、あいつは」と言っています。

 

 

 

このようにエアリスが幼い頃から監視及び保護に当たっていたツォンは誰よりもエアリスとの付き合いが長く、それゆえ彼女への特別な感情があると関連書籍などでは語られています。

原作で初めてゴンガガ村を訪れた時。先回りしていたレノとルードが暇を持て余していたのか、なぜか恋バナ()をしているというシーンがあります。

レノは人の恋愛事情に首を突っ込むのが好きなのか、誰は誰が好きなんだとルードと話をしているんですね。

そこで明かされたのがこちらです。

「ツォンさんはあの古代種……」

 

最後までは言いませんが、話の流れからツォンはエアリスが好きなんだとレノは思っているのでしょう。

ただ、ツォン自身はエアリスに対しそのような素振りを見せることもなく、またレノの予想もかなり明後日の方向を向いているので(イリーナはツォンに明らかに憧れているのにルードのことを好きだと思っていた)彼の言っていることはあまりアテにならない感じがしますね。

 

 

ツォンがエアリスに恋愛感情を抱いているのかは不明ですが、敵対する立場ながらも2人にはその立場を超えた特別な絆があるのは物語から読み取れます。

 

ミスリルマインの洞窟で、旅立つエアリスにツォンがかけた言葉がこちら。

「あまり会えなくなるが元気でな」

立場上は敵対しつつも、最後は彼女の身を案じた言葉をかけて立ち去っていくのです。このツォンのセリフから察するに、エアリスには監視対象の枠を超えたただならぬ思いがあったと考えられますね。

この言葉に対してエアリスは「あなたにそんなこと言われるなんて、不思議…」と返します。神羅の人間がどうしてそんなことを言うのか、エアリスの生い立ちを考えれば疑問が沸くのも当然ですね。

神羅は自分のことを私利私欲のために利用しようとしているだけに過ぎないのに、まさかその立場の人間から身を案じるような言葉をかけられるとは、と。

 

しかしそんなエアリスも、ツォンが古代種の神殿でセフィロスに切られ瀕死の重傷を負った時には涙を流していました。

『約束の地』は神羅が考えているような場所ではない。最初からあなたたちに勝ち目なんてなかった。私は協力なんてしないから。

そう厳しく言う一方で、ツォンがエアリスの身を案じてくれたのと同じくエアリスもまた彼のことを思い涙を流したのです。

エアリスにとってもツォンは幼少期から自分を知る数少ない人物。

そういう人が限りなく少ない彼女にとって、たとえ立場上敵対する者だったとしてもいなくなってしまうのは心が痛むのでしょう。

ただの『敵』としか思っていなかったのなら、エアリスもここで泣いたりしないはずです。

 

アルティマニアに載っているキャラ相関図ではツォンからエアリスに『好意』の矢印が伸びています。しかし、ゲーム上ではツォンがエアリスに恋愛感情を抱いていると言い切るにはやや根拠が足りないとも思います。

エアリスを子供の頃から見てきてるがゆえ、恋愛対象というよりはどちらかというと妹と兄のような関係性が当てはまるのではないかと感じました。

普段は相手のことを口に出さないけれど、心の奥では信頼しているというか。エアリスもツォンのことを決して悪く思っていないでしょう。

 

ということで敵対する立場ながらも内心では相手のことを気にかけている不思議な関係のツォンとエアリス。

もし今とは違う状況で出会っていたとしたら、幼馴染のような関係にもなれたのかもしれませんね。

最後に

この記事ではタークスとエアリスの関係性についてまとめました。タークスは立場上は敵だけど、エアリスにとっては真の敵ではないという不思議な関係性でしたね。

 

神羅はエアリスのことを傷つけないよう大切に扱ってはいますが、それはあくまで私利私欲のためです。

魔晄の豊富な土地に新しいミッドガルを建設しようと目論んでいる神羅にとって、エアリスの存在は必要不可欠でした。

エアリスは最期の古代種の生き残り。彼女が死亡すればもう”約束の地”への道は閉ざされてしまうことになります。

雑に言うと、エアリスは神羅にとって金を生み出すための道具の一つなのでしょう。

 

イファルナにした酷い仕打ちを反省していなければ、エアリスもまた非人道的な実験を強いられていたかもしれません。科学部門の宝条は人を人とも思わないマッドサイエンティストです。現に作中でもエアリスとナナキを交配させようとしていました。

このように神羅はエアリスを金儲けの道具の一つとしては丁重に扱うものの、彼女自身については生きていればどうでもいいと考える人間がいるのも事実。

そんな中、立場上エアリスとは敵対していても内心は彼女の身を案じているタークス(の中でも特にツォンですね)は貴重な存在と言えるのではないでしょうか。

 

リメイク続編でもさらに活躍が期待されるであろうタークス。ツォンの心情が吐露されるシーンや、レノの恋バナ()もリメイクで再現されるのでしょうか。

キャラの表情がリアルになったリメイクではその辺りも非常に楽しみですね!(ティファの名前を出す時に赤くなるルードがぜひ見たい!)

 

それではまた!今回も最後までお付き合い下さりありがとうございました♪

 

 

 

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