この記事は『ミステリと言う勿れ』第8巻25話(Episode11)のネタバレを含んでいます。
この記事で紹介するのは『ミステリと言う勿れ』第25話(Episode11)のネタバレと感想になります。
前回のお話・24話(Episode10-3)のネタバレはこちら。

1話から最新話までの記事を一覧でまとめたものがこちら。読みたいネタバレ記事にすぐアクセスできます。

【第25話(Episode11)】星降る舌八丁【ネタバレ】
ライカを連れて病院から一番近い大鬼蓮(おおにばす)美術館にやってきた整。
今日はなんだかいつもより人が少ない。そう思いながら整が歩いていると、合言葉の続きを知っているか?と来館者に声をかける怪しげな黒装束の男たちを目撃してしまいます。
その男たちが知らないと答えた来館者に突きつけたのはなんとスタンガン!
整はライカを連れて美術館を出ようとしますが、彼らもまた同じように男たちから合言葉の続きを要求されてしまい―――……。
整たちより先に捕まっていたのは黒松という元学芸員の男性でした。
合言葉の続きはもちろん何も知らない整でしたが、男たちに続きを知っていると勘違いされてしまいます。しかも、もし3人のうち誰も知らなかったら他の来館者も合わせて全員小部屋に閉じ込めて塩素ガスで殺すと脅されて……。
男たちは今日、意識不明で入院している自分たちの親方の代わりにこの美術館を訪れていました。本来ならば今日この場所で親方が合言葉の続きを知る人物と落ち合い、絵画を盗む予定だったと言います。
親方が誰と落ち合う予定だったのか―――それを知るため、男たちは必死に合言葉の続きを知ろうとしていたのです。
すると黒松は思い当たる人物のことを口にしました。
本当なら今日出勤予定だった同僚がいたのです。しかしその人物は自宅で亡くなっていたため代わりに自分が出勤してきたのだと……。
もしその人物が該当者だとすれば永久に合言葉の続きは分からない。自分たちで続きを解読しなければ命はない―――……整はなんとか美術館を歩きまわり、ヒントを探します。
そうしてようやく解決の糸口を見つけた整は、全部教える代わりにスタンガンで気絶させて閉じ込めている人たちも含めて全員の命を助けてほしいと交換条件を持ちかけます。
交渉は成立し、男たちが整の指示に従って美術館の中を移動すると―――……なんと館内に別の部屋に抜ける小道が!その先にはかつて電気室として使っていた隠し部屋が存在していたのです。
扉を開き、中に入るとそこには―――……全く同じ2枚の絵。
親方が盗もうとしていたのはどちらの絵画なのか、どちらが本物なのか。価値が分からない男たちは大騒ぎ。
しかし、整とライカはこの絵画が両方偽物のレプリカであることに気付いていました。
そしてこの絵を用意した人物、親方が落ち合う人物が黒松であることにも。
そう。亡くなっていた同僚の話は作り話であり、今日親方とこの美術館から絵画を盗む計画を立てていたのは今この場にいる黒松自身だったのです。
短歌の会で仲良くなったという泥棒家業の親方と黒松。引き取った子供たちと山奥で静かに暮らしたかった親方と、孫が引きこもりになってしまった黒松はそれぞれ大金を必要としていました。
だからこれを最後の仕事とし、ルーブル展から高値のつく絵画を盗むことにしたのです。
実際には本当に盗むのではなく、盗まれたとで思い込ませることで価値の分からないマニアにレプリカを売り抜く―――それが計画の全てでした。
整の活躍により計画が未遂で終わった黒松は、やらなくてよかった、と涙を流すのでした。
そして翌日。
整は病院で以前ライカが話していた、妹の千夜子に遭遇します。
看護師に車椅子を引かれてやってきた千夜子の顔は驚くほどライカと瓜二つ。驚いて看護師に声をかける整ですが、看護師はこの子に姉はいません、と言って―――……!!??
するとその後、ライカに会った整は彼女の真実を知ることに。
この世にいるのは千夜子だけ。千夜子は解離性同一性障害、ライカは千夜子の後から出てきた人格の一人だったのです。
幼い頃父親からの壮絶な虐待を受けていた千夜子はある日我慢の限界を迎え、とうとういくつもの別人格の自分を生み出してしまいました。
そのうち両親が亡くなり、入院してからというもの別人格は統合されて消えていき、今残っている人格はライカただ一人。
そして春にはライカも千夜子に統合されていなくなる。
―――彼女が以前言っていた、春にはいなくなるという本当の意味……整はついにそれを知ってしまうのでした。
【ミステリと言う勿れ】25話感想
美術館のお話で終わるのかと思いきや、ついに25話ラストでライカの病気について語られましたね。
ライカ―――…千夜子の病気は解離性同一性障害。以前は多重人格と呼ばれていた病気だそうです。
幼少期に父親から凄絶な暴力を受けていた千夜子は、その痛みから逃れるために別人格の”ライカ”を生み出していた……そしてこのライカという人格は春になると統合されて消えてしまう約束…。
ライカが以前桜が咲くころにはもう私はここにいないと整に言っていましたが、消えてしまうとは統合されていなくなるという意味だったんですね。
妹の千夜子が全く登場しないことからもしかして?とは考えていましたが、真実を突きつけられると整と同様に驚いてしまいました。
せっかく仲良くなった2人ですが、千夜子に統合されてしまえば彼女は整のことを忘れてしまいます―――というか、千夜子の人格で整には会ってないので”忘れる”のではなく”もともと知らない”ってことになるんですよね。
いなくなる春までは一緒に遊ぼうと微笑むライカですが、2人の関係はこれからどうなっていってしまうのでしょうか。
【ミステリと言う勿れ】の最新巻を無料で読むには?
ミステリと言う勿れの原作をいち早く読みたい方は下記で紹介している電子書籍サイトの無料体験や無料で付与されるポイントを利用するのがオススメですよ!
U-NEXT | 31日間の無料体験あり。申込すれば600円分のポイントがもらえるので原作まるまる1冊分無料で読むことができます。 さらに作品購入でなんとポイント還元40%!U-NEXTでは動画も豊富に配信されているので、漫画だけでなく動画も楽しみたい方はこちらがオススメですよ。 |
---|---|
eBookJapan | 今なら無料会員登録で6回分の半額クーポンを獲得できます! ミステリと言う勿れの原作は1冊462円ですが、クーポンを利用すれば231円で購入することが可能! eBookJapanでは日々セールが行われているのでオトクに漫画を購入したい方は要チェック!現在2巻まで無料公開中♪お見逃しなく。 |
まんが王国 | 無料会員登録OK!ポイントを使用してオトクに漫画を読みたい方に!ポイントを購入し、ポイントを使用して漫画を読めばなんと最大50%ポイント還元! 漫画をまとめ買いする人にはかなりオトク。他の漫画もまとめて読んでみたいと考えている方には特にオススメです! |
