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【5巻】ミステリと言う勿れをネタバレ徹底解説!【16話(Episode8-3)】

この記事は『ミステリと言う勿れ』第5巻16話(Episode8-3)のネタバレを含んでいます。

この記事で紹介するのは『ミステリと言う勿れ』第16話(Episode8-3)のネタバレと感想になります。

前回のお話・15話(Episode8)のネタバレはこちら。

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【第16話(Episode8-3)】淡雪と消える【ネタバレ】

逃げ出そうとする整を力ずくで抑え込む陸。

あの女の子の自宅はアパートであり、家を燃やすと他の住民にも迷惑だから両親だけをこの倉庫に連れてきたと言います。

そして整のことも怪しい上に警察と関係がありそうだからこの場で虐待を行う両親ともども一緒に燃やしてしまおうという恐ろしい力技に出る陸を前に、整は必死に悲鳴を上げます。

 

するとその時、整のポケットに入っていたスマホが倉庫内に鳴り響きます。

どこかに捨ててこようとスマホを奪い取る陸でしたが、そのスマホにはライカからもらった真っ赤なオーナメントがついていました。

それが視界に飛び込んだ瞬間、陸は苦痛に顔を歪めて地面に這いつくばり、力任せにオーナメントを引きちぎって外へと投げ捨てたのです。その一瞬の隙に倉庫から脱出する整。

苦しむ陸を見て、整は「赤いものを見たら痛みが起こるようになったのはいつからですか?」と問いかけます。「子供の時、自宅が火事になったその時からじゃないですか?

そして、「放火犯なんですか?あなたが炎の天使なんですか?下戸 陸太さん。子供を虐待している親を焼き殺しているんですか」

そう呼びかけると―――……陸は、自分は天使ではないと否定するのでした。俺が天使なわけないだろ、天使は綺麗なんだよ、ものすごく綺麗なんだ―――と。

陸が天使ではないなら、彼が先輩と慕っている人物こそが天使なのでは?と推測する整。そして目の前にあったトマト缶を武器にして、その先輩に合わせてもらえませんか?話をさせて下さいと陸に頼んだのです。

 

 

しぶしぶ承諾した陸は整を連れて先輩の家へと向かいます。

歩きながらライカからもらったオーナメントを捜す整ですが、どこにも見当たりません。あとで必ず捜します―――とライカに謝罪して、先ほどの着信が誰からのものかスマホを確認すると。

そこには刑事の池本の名前が。それを見た整は何かに気が付き、陸にばれないようこっそりと発信のボタンを押すのでした。

 

先輩の家に到着した2人。彼が住む部屋は広くて非常に豪華な住宅でした。出迎えたのは猫を抱えた綺麗な男性―――伊原 香音人です。

部屋の周囲を見回して、静かに腰を下ろす整。そしてトマト缶をテーブルの上に置きながら、入り口の鍵は開けておいてくださいと言うのでした。

香音人は整に挨拶をすると、火事の現場で会ったよね?と言い、自分の生い立ちを話し始めます。

 

その昔―――幼少期の香音人もまた、母親から虐待を受けていました。父と離婚したことでだんだんとおかしくなっていった母は尋常じゃないほど息子を溺愛するようになり、父への恨みからか執着からなのか―――それと同時に虐待も始めたのです。

ある時母親からとうとう首を絞められ、一緒に死のうと告げられた香音人。殺されてしまうと思ったある夜、香炉の炭が畳に転がって自宅は火事になります。

その火事でたった一人生き残った香音人は、自由と爽快感を得たのです。

母を亡くして父親に引き取られた香音人でしたが、すでにそちらにも家庭があり、邪魔者扱いされてこの豪華な家に押し込められたと言います。でも、それでよかった。おかげで快適なんだ―――と。

 

彼は言います。「だからね、整くん。僕とつらい思いをしている子供たちを助けてあげたいと思ったんだ。」

実は陸も、そんな香音人に助けられた子供の一人でした。

兄を持つ陸は子供の頃から兄と比べられ、ものすごい差をつけられて育ってきたといいます。かわいくて出来のいい兄とカエルによく似た容姿の自分。母は兄だけを可愛がり、陸のことはないがしろにしていました。

…が、そんな折、陸の兄が風邪をこじらせて亡くなってしまいます。それをきっかけに、母から陸への本格的な虐待が始まったのでした。

そこで出会ったのが、香音人でした。

香音人が出会った時の陸は肌も歯もボロボロで、学校にも行かせてもらえず何日もお風呂に入れてもらえてなかったのです。見かねた香音人は、そこで陸に提案しました。燃やしてあげる。君がよければ僕がやってあげる―――……と。

 

「陸さんに決めさせたんですか。」静かに話を聞いていた整が口を開きます。「陸さんの許可を取った……」

陸は香音人を庇うかのように、だってお腹が空いてたしあのままだったら殺されていた!ぬくぬく大学に行ってるお前にわかるか!と反論します。そして、まるで自分自身に言い聞かせるかのように、感謝してる感謝してる、ありがとう香音人さんと連呼するのでした。

しかし、そう叫び続ける彼の頬には涙が伝っていました。彼は虐待から解放されたその代償に、火事のトラウマを抱えることになったのです。

 

香音人が助けたという子供たち。その子供たちはその後どうなっているんですか?と整が問いかけると、陸は「みんな幸せだよ!そうだろ!自分で選んだんだ!ほっといたら殺されてた!それよりいいだろ!!」と声を張り上げます。

しかし、それゆえに赤いものを見ることができなくなった陸。

整はまっすぐに香音人と向き合い、彼に背負わせたこの苦しみもまた虐待ではないか、と投げかけたのでした。

 

 

一方その頃、ライカは一人約束の時間になっても現れない整を待っていました。ふと視線を地面に向けた時、光る何かが視界に飛び込んできます。

それは昼間、ライカが整にプレゼントしたオーナメントでした。それを見た時、何かに感付くライカ。

すると倉庫からかすかに物音が聴こえ―――……中を覗くと、先ほど整と一緒に閉じ込められていた女の子の両親が口をふさがれ縛られたまま唸り声をあげていたのです。

ライカは彼らの口をふさいでいたガムテープを外すと、頭がもじゃもじゃした男を見なかったか?と問いかけます。

するとカエルみたいな容姿の変なヤツが自分たちをここに監禁して、その男も拉致されて自宅に連れて行かれたんだ!と話し始めたのです。

それを聞いたライカは再びガムテープで彼らの口をふさぐと、助けぬまま颯爽と倉庫から出て行ったのでした。

 

 

その頃、都市伝説サイトの管理人の家にたどりついた警察たち。

その管理人の少年もまた、火事で親を亡くし自分だけが唯一生き残った子供だったのです。そしてやはり、両親から壮絶な虐待を受けていました。

ある日、少年が家に帰りたくなく公園で一人座っていたところ―――現れたのは、カエルに似た容姿の少年でした。彼は管理人の少年の前に”天使”と一緒に現れ、壁にマークを描けば両親の虐待から救ってあげると話したというのです。

青砥は管理人の少年に香音人の写真を見せますが、その人物が天使だったかどうかは憶えていないと言います。

しかし、去年カエルの手下を連れて自分に会いに来た男がいたと証言します。その彼は、自分が救った子供たちがどうなっているのか知りたくて接触してきたらしいのです。

そこで管理人は、男に「親を殺した子供がみんな幸せになるとでも思ってんのか」と告げたと話します。

現に管理人は親を亡くしてからというもの、施設でも里親のところでもいやな目にあい、今は遠い親戚の家に押し付けられてると言います。そして、自分が『親を殺していい』と許可を下したことで、今も自分が親を殺したのだという苦しみから逃れることができずにいました。

彼は自分と同じ境遇の子供たちを捜して会いに行ったそうです。どの子供たちもみんな同じように苦しんでいました。中には苦しみから耐えられず病んでしまった子、自殺をしてしまった子まで―――……。

でも、殺されるよりはマシだったのかもしれない。本当にマシなのか?天使に感謝したいのかどうかも分からない。自問自答を続ける日々。自分を正当化するためだけに、俺はサイトをやっている―――少年は頭を抱えながらそう言いました。

そして、管理人は接触してきた香音人にこう告げたんだと警察に言います。

自分たちの気持ちは分からないだろう。あんたの親は本当の事故死で殺したわけではない。殺す許可を出してしまった自分たちとは違う。だから俺たちの気持ちは分からない。二度と会いたくないから二度と来るな!

と……。

話を聞き終えた警察たちは、明日から他の被害者たちにもあってみる必要があると考えていました。

そんな中池本は整からの電話を受け、しばらくその会話に耳を傾けていました。さっきから何やってんだ電話を切れ!と言う青砥でしたが、「会話が…変なんですけど。」池本は電話越しに聞こえてくる会話に不審な点があるようで、首を傾げるのでした。

 

香音人は管理人の少年に再会した時の話を整に話し終えた後、涙を流します。助けたと思っていた。みんな幸せになってると思っていた―――でも、実際は今も苦しみから逃れられずにいた。だからもうこれ以上はできないね。僕は天使をやめる。

そう香音人が口にした時、陸は驚いて必死にやめたらダメです!と抵抗します。苦しんでる子供がいっぱいいるんです――ーと。

 

慌てる陸の傍らで、整がゆっくりと静かに口を開きます。

「香音人さんはもうやめたいと言った。陸さんはやめたくなかった。だから……陸さん。あなたは、香音人さんを殺したんですか?」

【ミステリと言う勿れ】16話感想

虐待されていた子供たちを救っていたつもりの天使=香音人。でも実際に子供たちは誰一人として救われていませんでしたね。

確かに被害者である子供が虐待から逃れられたのは事実です。

しかし、子供たちは『親を殺す許可を下してしまった』という苦しみに一生とらわれ続ける―――……整が作中で述べていた通りこれもまた一種の虐待であり、虐待から解放してあげたというよりは別のもっとつらいであろう苦しみで上書きしただけに他なりません。

 

そして、最後には衝撃のセリフが!……え?陸が香音人を殺害した!!??じゃあずっと整と話していた香音人って一体―――!!??次回も驚きの展開が待っています!

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