この記事は『ミステリと言う勿れ』第5巻14話(Episode8)のネタバレを含んでいます。
この記事で紹介するのは『ミステリと言う勿れ』第14話(Episode8)のネタバレと感想になります。
前回のお話・13話(Episode7)のネタバレはこちら。

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【第14話(Episode8)】天使の言い分【ネタバレ】
暗号で話かかけてくる不思議な女性ライカに出会った整。
彼女は”三時にこの場所で”と告げ去って行きましたが、関わるべきなのか無視するべきなのか整は判断できずにいました。
戸惑いつつも整は約束のため再び病院へと足を運んでみることに。
院内を歩いていると、わざと整にぶつかって怒鳴り散らしてくる一人の男が現れました。
男はヒートアップし土下座を強要。しかし整は一切動じず、男は勝手に怒って去って行ったのでした。
気を取り直して整は指定の時間に約束の場所へと向かいます。するとそこには一枚のメモと封筒が。例の数字の暗号文が記載されていることから、整はそれをライカが書いたものだと察します。
封筒の中には同じような写真が2枚入っていました。
どこかの建物に描かれたような、壁の落書きが収められた写真。それぞれに住所が記されており、整はその場所へと向かうことに。
そこは火災現場の跡地となっていた場所でした。どうやら夜中に火事があり、朝まで燃えていたのだとか。
集まっていた人たちの話によれば、この家の住人は小学生の子供だけが助かり、両親は亡くなってしまったと……。
火災現場には写真に収められたものと同じマークが壁に落書きされていました。
どうやら最近、親を殺してほしい子供が家の壁にマークを書いておくと、天使が現れて親を火事に見立てて焼き殺してくれるという都市伝説が広がっていたのです。
整は2件目に向かうも、やはりそこも同じく火災現場の跡地であり、塀に同じ落書きが残されていました。
不意にその場所にライカが現れ、先月この場所で放火が起きたと話します。この家の火事でも両親は亡くなり、子供だけが助かったのだと―――……
時間がないと急かすライカに困惑する整。何の説明もないままライカは整をタクシーに乗せて入院していた病院まで戻ると、なんとそこの壁にも同じマークが記されていたのです!
ライカが見つけたのはここを含めて3個だけ。知らないだけでもっとあるだろうと彼女は言います。
ライカは自分に残された時間がごくわずかであることを整に告げると、また「明日三時にここで」と告げて立ち去って行きました。
その後院内の温室に足湯がオープンしたことを聞いた整。早速足湯へと向かってみるのですが、なんとそこには昼間わざとぶつかってきたあの男の姿が。
整は男の耳に数字の『6』と『9』が入ったピアスが光っていることに気づきました。
男は整をうざがりその場を後にしようとしますが、側にあった赤い花が彼の視界に入った瞬間―――……突如として胸を押さえて苦しみだし、その場に倒れ込んでしまったのです!
男は赤いものを見ると痛みが起きる病気を患っていました。医者に見せても症状は何も変わらず、日中でもとにかくサングラスが外せないのだと―――……
一方警察では、例の落書きを調べている最中でした。
池本いわく、最近天使を呼ぶマークをかいて毒親を焼き殺してもらおうと言った趣旨のサイトができたせいであちこちにこの落書きが増えてきていると言うのです。
3年前放火で捕まった、当時17歳だった少年・井原 香音人(いはら かねと)。この男が天使の正体なのではないか―――警察はそう見ていました。
天使が本当にいるとすると、虐待されてる子供を見つけて接触して、親を殺して、放火をしている―――そしてその決定権を、子供に委ねている。
親を殺す許可を子供に求め、最終判断を子供に決めさせているこの犯人に整は嫌悪の表情を浮かべるのでした。
―――翌日。
整がまた足湯へと向かうと、昨日の男がまた姿を現したのです。ちょっとが話ある。
そう整に告げた、男の目的とは―――?
【ミステリと言う勿れ】14話感想
何度も何度も整の前に現れるサングラスの男の存在が気になる回でしたね!
赤いものを見るだけで体に痛みが走る精神的な病気を患うなんて、余程のトラウマを抱えているのでしょう。
どうやらこの男は警察から天使の正体なのではないかと疑われている井原 香音人と深い関係があるようです。
男は整が何かを察しているのだと考えているようですが……勘の鋭い整なので、これはまた何かの事件に巻き込まれる可能性大ですね!
今回の放火の目的は、虐待を受けている子供を親から救うこと。まるで天使が一種の救世主であるような扱いです。
しかし、それって一見聞こえはいいですが、その実やっていることは親の殺害を子供に決めさせるという非常に残酷な行い。
虐待からは逃れられるかもしれません。でも子供はいつか、自分が親を殺す決定権を下してしまった=自分が親を殺してしまったという罪の意識で苦しんでしまうように思います。
天使の行動は、本当に子供達の救済なのでしょうか。今回は読んでいて非常に考えさせられるお話でした。
そして、前回より整に接触してきた暗号で話しかけてくる美女、ライカ。
彼女もまた今回の放火事件について何か気になることがあるようです。自身は入院中なので代わりに整がこの件に関わり動いていますが、そのせいもあって危険な男たちに目をつけられてるフラグが立ってしまってます!
整も整でうざがるサングラスの男にいつものお喋りとうんちくを披露してしまうので、余計反感を買い自ら火に油を注いでいる感はありますが(笑)
バスジャック事件の時も整だけは完全に部外者だったはずなのに、オトヤを逆上させて危うく大怪我しそうにもなっていましたし。
この漫画の醍醐味は心に刺さる整のお喋りで、読者ももちろんそれを楽しみにしているのですが、聞いてるわけでもないのにとうとうと話し始める整って当事者からすればやっぱりちょっとうざいのかも(笑)
私はそんなお喋りな整くんが大好きなんですが。
だからこそ整を一度もうざいと言わず、面白がってくれた我路ってレアな存在なんですよね。
話が逸れてしまいましたが、どうやらライカは春までは生きられないらしく、残されている時間はごく僅かなようです。
このエピソードではすでにクリスマス直前なので、後3ヶ月弱くらいでしょうか。まだまだ深くを語らないライカですが、何か重い病を患っているのか、それとも別の意味なのか―――……今後の展開に注目ですね。
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