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【ネタバレあり】珈琲いかがでしょうを徹底解説!【10話・11話】

この記事は『珈琲いかがでしょう』第2巻10話~11話のネタバレを含みます。未読の方はご注意願います。

この記事では『珈琲いかがでしょう』の第2巻に当たる10話〜11話の内容をネタバレありで詳しく解説しています。

【珈琲いかがでしょう】10話~11話をネタバレ!

ここから先はネタバレがあります。ご注意下さい。

第1巻のストーリーを知りたい方はこちらの記事を。

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[十杯目] ファッション珈琲

同じく珈琲屋を営むモタエさんのお店に、珈琲豆を運んだ青山。

2人が幻の珈琲豆と言われている「コピ・ルアック」を味わっていると、お店の一角で始めたというモタエさんの珈琲ワークショップの時間に。

元バリスタチャンプで珈琲界の重鎮であるモタエさんに教われるなんて生徒さん達光栄でしょうね。そう言う青山に対し、モタエさんは寂しげに「最近は生徒の子達とずれを感じているの」と返すのでした。

 

13時になり生徒達が現れる中、そこになんと…

 

画像引用元⇒『珈琲いかがでしょう』第2巻より ©コナリミサト/マッグガーデン

 

第1話に登場した、垣根志麻の姿が!!!驚きのあまり目が点になり、とっさに物陰へと隠れる青山(笑)

実は志麻、青山の淹れた珈琲に感動して以来珈琲に魅せられ、片道3時間半かけてこのワークショップに通っているのでした。ものすごいガッツです(笑)他の生徒達からはその人って男でしょ?もう一度会えたら運命だね!と茶化されます。

 

しかし、残念ながら真面目に珈琲の淹れ方を学ぼうとする生徒は志麻だけでした。他の生徒は珈琲そっちのけで映えメインの写真を撮り始めたり、ただモタエさんの私物を見てキャーキャーと騒いでいるだけ。

モタエさんは出て行くタイミングを見失った青山にこっそり話しかけます。いつもこうなの。彼女達はきっとこの珈琲教室に通っているってことで箔をつけたいだけなのね、きっと―――と。

 

生徒達とのズレにそろそろ限界が近いモタエさん。それでもまだ彼女達の可能性を信じ、珈琲を淹れます。

「今日はみんなにこれを飲んでもらおうと思って。世界三大最高級珈琲コピ・ルアックを用意したの」

生徒達は目を輝かせ、すごーい!実在したんだ〜!と騒ぎます。

「いつもの珈琲と飲み比べてほしくて」

そう言ってモタエさんは高級なカップと普通のカップを2種類テーブルの上に置きました。

 

高級なカップに入っている珈琲を飲んだ生徒達は「信じられないほど美味しい!いつもの珈琲と全然格が違う!コピ・ルアックやばい!!一体どこで入手されたんですか!?」と大絶賛。しかし、最後に志麻がその珈琲を口にした時。

 

「え?あのこれ いつもの珈琲ですよね?」

 

瞬間、その場が凍りつきます。モタエさんは眼鏡を外し、手で顔を抑えながら言いました。

「高級なカップに淹れていたから勘違いさせてしまったかしら」そう、彼女達が大絶賛した珈琲は実はいつもの珈琲で、本当のコピ・ルアックは普通のカップに入っていた方だったのです。「騙し打ちみたいなことしてごめんなさい。」それに気づいたのは志麻ただ一人でした。

「まさかいくらなんでも、コピ・ルアックといつもの珈琲の違いくらい分かってくれるかと」

 

モタエさんは彼女達に言います。珈琲をちゃんと味わって下さい。珈琲を甘噛みして生活を彩らないで。アクセサリーにしないで。珈琲を人生の箔付けに使わないで、と。そして、垣根さんならきっと分かってくれると思ったの―――と。

 

画像引用元⇒『珈琲いかがでしょう』第2巻より ©コナリミサト/マッグガーデン

 

志麻のその言葉に、そうよね。それだけよね、ほんと。と彼女の手を握るモタエさん。そして、何かに駆り出されたかのようにバタバタと音を立てながら慌ててその場からいなくなる青山―――。

青山は車に飛び乗り、エンジンをかけながら過去の記憶を思い出します。かつて、自分が所属していた裏社会にまだ在籍していた時のことを―――。

 

画像引用元⇒『珈琲いかがでしょう』第2巻より ©コナリミサト/マッグガーデン

 

志麻のさっきの言葉は、自分がかつていたその場から足を洗う時に言った言葉と全く同じだったのです。

出て行ったのが青山だと知り、追いかける志麻。ようやく再会できた!と、思いきや、青山の車の上に誰かが乗り、運転席に顔を覗かせていたのでした。

その男は―――ー!!

画像引用元⇒『珈琲いかがでしょう』第2巻より ©コナリミサト/マッグガーデン

[十杯目] ほるもん珈琲

「青山さんお元気でしたか?お久しぶりです、垣根ですっ」

目を輝かせて再会を喜ぶ志麻。そして車の上に乗っていたのは、青山のことを血眼になって捜していた例の男・平(ペイ)。青山は最悪のタイミングに顔面蒼白です。

「あんた、この人と知り合い?今からドライブ行かね?3人で」

平は軽いノリで志麻を誘い、まんまと彼女を人質に取ります。志麻は言葉通り平が青山の昔の仕事仲間であることを疑わず、何も知らずにウキウキでワークショップへ荷物を取りに行ってしまいます。

「お前に会いたくて会いたくて震えてる人がいるから連れて行く。誰かは言わなくても分かるな?」

 

戻ってきた志麻を乗せて、3人のナカヨシドライブ()が始まります。

「誘ってくれてありがとうございますっ!ドライブ大好きなので嬉しかったです!」行き先を知らない志麻は目を輝かせますが、その見えないところで青山は平にナイフを突きつけられていたのでした。

「このドライブ、必ずお家まで無事お送りしますね。ご安心を」

青山のかつてとは変わり果てた口調に爆笑する平。しばらくして平は、『前の仕事』について話し始めます。

「うーん、強いて言えばなんだろうな青山さん。――――清掃業?

 

画像引用元⇒『珈琲いかがでしょう』第2巻より ©コナリミサト/マッグガーデン

画像引用元⇒『珈琲いかがでしょう』第2巻より ©コナリミサト/マッグガーデン

 

いろんなものが欠落していて、そこには何も映っていない常軌を逸した真っ黒な目―――そんな目で淡々と仕事をこなしていくかつての青山に平は惚れ込み、アニキとして慕っていました。

画像引用元⇒『珈琲いかがでしょう』第2巻より ©コナリミサト/マッグガーデン

 

「でもさあ、この人その後ミョーなカルト宗教にハマっちゃって。『珈琲』っつう宗教」

ある日ある人が淹れてくれた珈琲がものすごく美味しかったことがきっかけで、青山の人生観がこれまでと一変したのです。

狭いたこ部屋に珈琲の用具がどんどん増え、本人はどんどんのめり込んでいきました。ついには、これまで迷わず淡々とこなしていた本業に疑問を感じるようになっていったのです。

珈琲にハマったことで真っ黒で何も映っていなかったはずの青山の目に光が宿り始め、平は不安に駆られます。

いつまでも真っ黒な目でいてほしかったのに、珈琲の野郎が無敵のアニキを遠くへ連れていってしまう。いつまでも絶えることなくぬかるみの中でずっと一緒にいられると思っていたのに―――と。

 

ついに本性を出した平は、青山のネクタイを引っ掴み首元にナイフを突きつけます。

慌てて止めに入る志麻。詳しい事情はわからないけど、2人は珈琲が原因ですれ違ってしまったんですね、と。自分は実際に青山の珈琲で本当に本当に救われたから、平さんも本当に美味しい珈琲を飲んだらきっと考え方が変わります!そう言って、モタエさんがお土産に持たせてくれたコピ・ルアックを平に飲ませますが…

「なんだこれ、超美味え。今までの珈琲と全然違ぇ―――…って感じ?」

飲み込むことなく、バーッと口から珈琲を吐き出す平。

 

「本当に美味しい珈琲を飲んだら変わるんだっけ?おっかしいなあ、あの日の大層美味しいあの珈琲、俺も一緒に飲んだのに何も感じなかった」

青山の人生観を変えたというあの珈琲に何も感じなかった平は、それでも青山と一緒にいたくて彼のことと珈琲を理解しようと努力をしていたのです。しかし、どう頑張っても珈琲の美味しさは感じられず、平にとっては何を飲んでも全部同じ泥水の味―――。

青山にとっての魔法の黒い水も、平にとってはただの泥水。ここが自分と青山の分岐点だったとこの時気が付いてしまったのです。

だから、俺を、俺らを捨てていなくなってしまったんだろ!!と平は青山の頭を力任せに引っ張ります。

「ああ、あんたはこいつが何したか知らないんだもんな」

もうネタバレしていいよな、と平は青山のやってきたことを洗いざらい志麻にぶちまけたのでした。

画像引用元⇒『珈琲いかがでしょう』第2巻より ©コナリミサト/マッグガーデン

 

青山さんがそんなことするはずない。何かの間違いですよね?平を否定する志麻に青山は、笑顔でこう答えるのでした。

 

「垣根さん。全部事実です」

 

まとめ

この記事では『珈琲いかがでしょう』の第2巻(10話、11話)のストーリーをネタバレ付きでまとめました。

 

ついに2巻で青山の過去が明かされましたね!なんと青山はとある珈琲に魅せられるまで、裏社会の人間だったのです!さらにはヤク●ザの組長を殺しお金を横領して逃げたという過去を平に明かされてしまい大波乱の展開に!

青山はこのままどうなってしまうのか?そして、志麻は無事に家まで帰れるの!?気になる第3巻のストーリーも別記事にて解説していきます!

 

ここまでお付き合い頂きありがとうございました!

こちらは新装版です。